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2007年6月 保健室 130号

特集:子どもの健康をまん中に
- 北海道の実践から学ぶ -
130号
  • 保健室は試みを包み込む大地…田中康雄(北海道大学大学院)
  • 第40回を迎える北海道独自の研究集会…齋藤由利子(北海道保健サークル連絡協議会)
  • 保護者と共同する生活習慣の確立に向けての取組み…松澤智子(北見市立西小学校)
  • 子どもたちが楽しめる掲示物で保健教育…國保いずみ(北海道・日高「とねっと」)
  • 「障がい」のある子どもたちと共に過ごすなかで…時森貴子(十勝・葦の会、おかゆの会事務局次長)
  • 思春期教室で自分の性行動を考える…相馬優子(北海道保健サークル「渡島網の会」)
  • 【連載】中国の子どもの体質と健康2005(1)/子どもを救う性のメッセージ(2)/吉村さんの名画案内(9)/こんなときどうする(12)/ほっとHotタイム(23)

 医療機関・施設とちがって、子どもが自分の意志で立ち寄れるのが保健室。また、一人ひとりの子どもの個性や悩みを見極め、保護者やほかの教師に伝える学校の情報センターが保健室でもある。子どもの健康のためのさまざまな試みを包み込む大地のような存在が保健室なのだ。このような視点に立って、今年度の全養サ研究集会の開催地・北海道の実践を集めた。

 学校全体を巻き込んだ高校の性教育、保護者と連携して進めた生活習慣確立の活動など学校の要としての実践や、「障がい」のある子どもたちが地域社会で生きていくための援助活動という地域とつながる実践を報告。また、誰でも明日から真似できる掲示物の工夫も提案する。


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