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2010年12月 No151
特集:思春期の不定愁訴
151号
  • 「思春期の不定愁訴に想う
    ……野井真吾(埼玉大学準教授)
  • 訴えに共感しながら希望のメッセージを送り続ける
    ……中野恵(京都 サークルひとみ)
  • 病院では解決しきれない高校生の訴えにどう応えるか
    ……姜恭子(高等学校 養護教諭)
  • 親子関係をうまく結べない子どもたちと不定愁訴
    ……公立中学校 養護教諭
  • 医師から見た思春期の不定愁訴とその対応
    ……沖潤一(旭川厚生病院小児科医)
  • 【連載】南アフリカだより(2)/健康教育ゆとろぎ(5)/こんなときどうする?(32)/子どものからだと心・資料室(13)/ジブリ作品を読み解く(19)/ほっとHotタイム(44)



 不定愁訴とは、頭やお腹が痛い、疲れやすい、気持ちが悪い、朝起きられないなどなどの原因のはっきりしない症状を訴えること。保健室には、こうした不定愁訴を抱えてやってくる子どもたちが多いが、とくに小学校高学年から中学校・高校にかけての思春期の子どもたちは、不定愁訴を訴えて保健室に殺到する。捉えどころがないだけに<どう対応すればよいか困る不定愁訴について、その原因や子どもへの対し方を考える。
 受験勉強のストレスに耐えきれない高校生の事例(姜記事)、親子関係をうまく結べない中学生の事例(公立中学校記事)などから、思春期の不定愁訴には、共感をしながら受け止めること、「がんばれ」ではなく「必ずよくなる」という希望のメッセージを送ることの必要性が浮き彫りに(中野記事)。また、医師や研究者の視点から、不定愁訴が生まれるメカニズムと、そうした状態から抜け出すための方策を考える(野井・沖記事)。


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