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2004年 今年の主な活動内容 ○2004年1月 「現代農業」2004年1月号「主張」欄に坂本尚専務理事の署名論文が「21世紀アジア農業の進む道 中国国家「友誼奬」受賞に寄せて」として掲載された。この主張は中国語に翻訳し、国務院外専局が発行する雑誌「国際人才」に寄稿した。 ○3月 中国語版「乳量20%アップの日本2本立て飼料技術」(小沢禎一郎他著)の増刷に当たって、中国農業科技出版社との間に「覚書」を交換した。定価改定、印税率、応用研究室が直販したときの仕入れ率、税金負担率などを定めたものである。これに基づき、5000部が改訂増刷された。 ○3月 今年度から開始する「現代農業」寄贈運動(1999年1月から2003年12月の合計63冊で、特別号を含む)のために、現在中国で「現代農業」を愛読している2名の農業技術者の方に紹介文を書いていただき、寄贈運動の宣伝チラシに掲載した。 ○2003年4月25日〜29日 中国鎮江市訪日視察団が訪日。4月21日から25日まで鹿児島大学で土着菌発酵養豚技術視察後、26日と27日に千葉県にて酪農技術の視察を行った。この時、鎮江市側から農文協に対してより具体的な農業技術交流の意向が示された。28日に農文協を訪問。具体的には二本立て飼料給与法の導入と総合的な有機農業技術実験地区建設への協力要請であった。訪日団員は以下の通り。
○5月9日〜15日 中国農業科学院訪日視察団が来日した。視察団のメンバーは以下の通り。
○5月23日〜30日 鹿泉市酪農技術交流の一環として中国鹿泉市訪日視察団が来日した。千葉県の酪農地域を中心にして、千葉共済連診療所、育成牧場、堆肥工場、乳業工場を視察。27日には長野県の小沢禎一郎氏の牧場を視察、集落の「大正道ポケットパーク」の皆さんと交流した。その後27日、28日と全国二本立て研究会に参加した。その中で、タカキタ梶i農機会社)とも交流した。視察団のメンバーは以下の通り。
○7月20日 中日農業科技交流文献陳列室への定期寄贈を行う。今年は図書166点、追録8点、CD3点、ビデオ2点を寄贈した。毎年同時期に行っている中国農業大学図書館への寄贈は、寄贈図書受付の担当が長期休暇中という農大図書館側の都合により9月上旬の発送となった。寄贈点数は書籍166点である。 ○7月18日〜23日(25日) 第4回アジアアイガモシンポジウム参加し鎮江市農業の視察を行うために、坂本専務、張安明、大石が訪中した。 アジアアイガモシンポジウムは全国合鴨水稲会(代表:萬田正治元鹿児島大学農学部教授)が、合鴨農法など水稲の有機栽培技術を研究実践したり関心を持ったりしているアジア全域の農民の交流のために毎年一回開催しているシンポジウムで、今年は中国鎮江市科技局の主催によって同市で開催された。鎮江市の合鴨水稲同時作技術の普及は1998年に鎮江市科技局農業処処長沈暁昆氏が農文協を通じて合鴨農法実践農家古野隆雄氏の著作を購入、現地で普及を開始したことに始まる。以来江蘇省における合鴨水稲同時作栽培面積は順調に拡大し、現在は約700ha、中国全域でも普及が進められている。 シンポジウム開催に先立って、萬田正治氏とともに坂本専務が鎮江市より同市の科学技術顧問に任命された。 シンポジウム終了後、農文協坂本専務と鎮江市側代表が今後の協力関係について話し合いを持った。鎮江市側出席者は、江蘇丘陵地区鎮江市農業科学研究所前所長趙亜夫氏、科技局副局長趙振祥氏、科技局国際合作処処長劉建国氏、科技局農業処処長沈暁昆氏、科技局農村科技処処長王志強氏である。趙亜夫氏は80年代に日本で農業技術研修を受けた経歴を持ち、江蘇丘陵地区鎮江農業科学研究所の教授研究員を務め、鎮江市内の各方面からの信望も厚く、農文協との交流において鎮江市側の技術担当代表の立場にある。この話し合いの中で、鎮江市側の技術交流における具体的要望が提示された。 坂本専務は鎮江市側の案内で揚中市、句容市を視察した。主な視察地点は、揚中市四敦子養豚場、江蘇丘陵地区科技園(句容市)、句容市葡萄農家(日本の葡萄農家の指導を受けている)及び句容市有機農業地区などである。 視察の中で、趙亜夫氏らが『現代農業』を購読し、その技術に学び、鎮江市農家への技術指導を着実に実行してきた実績を確認した坂本専務は、特別な措置として趙亜夫氏に限って、農文協から趙氏の必要とする雑誌、書籍、映像作品を寄贈することを許可した。ただし寄贈の条件として趙氏には、彼らの必要とする雑誌、書籍、映像作品の利用計画と、利用の状況や結果についての報告をしてもらうこととした。 この鎮江市訪問の段階で農文協は、揚中市に対しては農村計画作成の支援、句容市に対しては農文協の出版物を用いた農村文化運動の支援を約束した。 ○8月29日〜9月7日 第11回北京国際図書展示会に参加するため坂本専務と大石が訪中した。 農文協の中国における活動の充実にともない、ブース展示だけではそれらについて有効に紹介したり、交流したりすることが難しくなりつつある。そこで今回はブースにおける対話交流を積極的におこなった。 今回のブース活動の重点は以下の通り。
以上の活動をより効果的にするために、今回『謀求中日農民的共同発展』という小冊子を200部作成し120冊配布した。この冊子はこれ以降の訪中時にも農文協の中国活動の紹介として利用されたが、更に充実した内容の冊子を作成する必要がある。 ○8月31日 『中国県級市農村発展研究――河北省鹿泉市農村経済発展の戦略計画』が中国農業出版社より出版された。印刷部数は2000部。1800部を応用研究室が販売・運用する。 ○9月21日〜10月11日 新彊兵団16名が訪日し、北海道を中心に視察した。詳細日程と主要成果は資料2のとおり。この訪日は、昨年12月斉藤春夫・小沢禎一郎・渡辺宏・岩瀬慎司の酪農チームの新彊訪問の際に、先方の農墾科学院から申し出されていたものである。16名の団員は新彊全域から選ばれた、新彊の酪農振興を具体的に担当する幹部である。今後、新彊からは園芸視察団の訪日が予定されているとともに、来年度からの酪農技術交流が計画されている。 ○10月4日 1セット5年分(1999年1月号〜2003年12月号、別冊含む)の『現代農業』を中国の大学、研究機関、個人へ寄贈する運動に使用する『現代農業』が300セット中国天津新港に到着した。進行が非常に遅れている。既に注文をもらっている方々への発送を急ぐとともに来年以降の継続についても促進する。 ○10月13日〜18日 瀋陽シンポジウム参加のため、坂本専務、今村奈良臣理事、張安明が訪中した。 ○10月21日〜31日 斉藤春夫、張安明が江蘇省国際農業交流面談会に出席。鎮江市との間の二本立て飼料給与法技術交流に関する協議書に調印、その後鎮江市句容市、揚中市を視察した。 26日から酪農チームは鎮江市を視察・交流、29日に鹿泉市へ移動し酪農交流を行った。 ○10月31日 『中国県級市農村発展研究――河北省鹿泉市農村経済発展の戦略計画』の日本語版である『中国近郊農村の発展戦略』を日本で発行。発行部数は1000部。 ○11月1日、11月3日 『中国県級市農村発展研究――河北省鹿泉市農村経済発展の戦略計画』出版記念シンポジウム開催。北京シンポジウム(1日、40名)、鹿泉シンポジウム(3日、40名)を開催した。 (社)農山漁村文化協会 |