日本農業を知るための窓口「現代農業」
鎮江市科技局農業処処長 沈暁昆

(日本の農業技術書を収めた書棚の前に立つ沈氏)

 日本の農文協が出版する「現代農業」を購読、利用してすでに四年の時間が過ぎました。「現代農業」はとてもよくできた雑誌であり、日本農業を知る上でとてもよい窓口になっています。

 日本の友人とおつき合いする中で、「現代農業」が日本でとても影響力のある雑誌であり、日本の農業専門家や教師達が読んでいるだけでなく、農民に愛読されていることを知りました。

 「現代農業」を読むことによって、私は日本農業や農業技術の最新情報について即座に知ることができます。特に日本農業と中国農業は農業の発展という点で同じように直面している問題があるとともに、多くの共通点があり、お互いに学び合ったり手本とし合ったりする事が可能です。

 近年、私は相次いで日本のべたがけ技術や合鴨水稲同時作、最新の太陽熱消毒技術を導入しました。これらを吸収して中国の農業現場に応用普及し、実際に効果を上げてきました。同時に、日本の農民に向けて中国の合鴨水稲同時作やジャガイモ水田不耕起稲ワラマルチ技術を紹介してきました。

 それだけではありません。「現代農業」は中日農業科学技術交流に非常に力を入れており、私たちと日本の農業技術界、日本の農民の間の交流のために多くの地道で実効性のある仕事をしてきたのです。現在、農文協は既刊の「現代農業」を中国に向けて寄贈しようとしています。私はこれをとても意義のある活動だと思っています。中国の農業技術者として、私は農文協に心から感謝の気持ちを表します。寄贈された「現代農業」がきちんと保管管理され、十分に活用されることを私は望みます。中国には古くから“他山之石、可以攻玉”という言葉がありますが、中国の農業技術者や農民は必ず「現代農業」から有益なヒントを得たり、その経験を学ぶことができたりするに違いありません。

 最後に、「現代農業」がますます素晴らしくなり、ますます発展することを、そして中日農業技術交流が日に日に発展し、中日両国人民の友好が盛んになることをお祈りします。

沈暁昆さんが鎮江市で展開する合鴨農法について