河北省鹿泉市について

鹿泉市は河北省中西部に位置し、西は太行山に、東は省都石家庄に接しています。市の全面積は603平方キロメートル、所轄する地区の人口は46万人です。1997年、市の総生産額は51億元、財政収入2.02億元、農民一人当たりの純収入は3566元に達しています。

鹿泉市は地理的に有利な位置にあり、交通も便利です。鹿泉市は晋(山西)冀(河北)交通の重要な地点にあり、域内には京広、石太、大宋という3本の鉄道が通り抜けています。また、京深、石太という高速道路や107、307国道といった大きな道路が域内を縦横に走っており、市街地域から石家庄民航飛行場までの距離はわずか20キロメートル、天津港からは300キロメートルであり、交通は十分に便利です。

鹿泉市の自然条件は良好であり、農業の土台はしっかりしたものです。山間部と丘陵、平原がそれぞれ3分の1づつを占めており、西部の山間部には13基のダムが築かれ、3本の大型用水路が全域にはりめぐらされています。また、西部山間地域には乾燥果物を主とした百里林果地帯があり、東部には食用油、野菜を主とした耕種、養殖生産基地があります。双方とも相次いで農業部や省政府から食糧生産基地、果物生産基地、ロース肉型豚の生産基地、養鶏基地、養魚基地、日光温室重点県(市)として認定され、省都と北京、天津に対する総合的食品供給基地となっています。