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「21世紀の日本と農業・農村を考えるための行動」 機関誌

機関誌第10号 頒布中です
(2000年8月発行) 
B5判・96頁 頒布価格 400円(税込み) 送料80円

第10号・特集のねらい
環境問題への国民の関心が高まる中で、廃棄物を資源化・リサイクルし、資源浪費と環境負荷を低減していく循環型の経済社会への転換が求められており、農業・農村は、物質循環系を形成する鍵として期待されています。 「21世紀の環境と農業・農村のかかわりはいかにあるべきか」は、本行動の「呼びかけ人会議メッセージ」で提起している論点の一つです。

いま、どの市町村でも、年々増大するごみ処理に悩みを抱えています。 焼却処理すればダイオキシンなど環境破壊をもたらす物質を飛散させる恐れがあり、埋め立てるにしても、そのための処分場はすでに余裕がなくなっています。これまでの処分先行型から、再資源化・リサイクル優先型へ地域住民全体の意識と価値観の改革が求められています。

そこで本誌10号では、持続的な農業の創出ともかかわる未利用の有機資源として、生ごみ、生活排水汚泥、食品産業廃棄物、畜産副産物などの再資源化の現状と課題をつかみ、リサイクルをすすめている先進的な地域実践を紹介し、環境の保全を意識したライフスタイルへの変換、地域の自然と資源の見直しなど価値観の改革も合せて考えていく特集を組みました。

〈主な内容〉


●原稿を募集しています

「過疎地に人を増やすには」、「都市近郊農業をどうするか」など、ご意見などお寄せ下さい。
ご寄稿は、「ご意見記入フォーマット」への入力か、1000字を超える場合にはEメールか郵送で下記へお送り下さい。

●定期購読者募集中です

農業・農村の役割を多角的に考えようという「行動」をご支援いただくため、定期購読者を募集しています。希望号よりの誌代(10号から1年分<年4回>1600円)を前納いただいた方には送料サービスで、発行のつど直送いたします。

†お申し込みは下記へ。

(事務局) 農文協提携事業センター 「行動」機関誌係

〒107-8668 東京都港区赤坂7−6−1
TEL 03-3585-1144 FAX 03-3585-6466

Email m-media@mail.ruralnet.or.jp


●バックナンバーも合せて頒布しています【頒布価格 各400円(税込・送料80円)】

既刊 第1号の主な内容

◆「21世紀の農業・農村を考えるための行動」呼びかけ人メッセージ
◆特集:21世紀の「日本食」を考える
講演:石毛直道/奥村彪生/安本教傳
パネルディスカッション:石毛/奥村/安本/田村真八郎/島田淳子/高梨敬一郎

既刊 第2号の主な内容

◆特集:【緊急討論会】新「食料・農業・農村基本法」はこうあるべき
青木孝安/岩織光/上松信義/江頭基子/北村貞太郎/田守栄子/山口力男/坂本尚
◆食料・農業・農村基本問題調査会「中間取りまとめ」全文

既刊 第 3号の主な内容

◆巻頭寄稿「食と農の21世紀…江戸の昔を振り返ると未来が見える」(木村尚三郎)
◆特集:【高校生討論会】私たちにとって食料・農業・農村とは何か
―普通科・農業関連科の高校生11人の討論会―

既刊第4号の主な内容

◆特集:座談会 21世紀のライフスタイルと農業・農村の未来
内山あつ子/遠藤周次/川勝平太/笹村出/三原ルツ子/山本昌宏
◆山里に暮らす豊かさとは?(内山節)
◆英国に見る農村への人口還流と田園生活(名古屋大学情報文化学部・高橋誠)

既刊第5号の主な内容

■特集:環境との新しいかかわりを求めて
◆何が「環境と農業」の基本問題か(国立環境研究所・森田恒幸)
◆座談会:環境との共生…いま何ができるのか
江頭基子/菅野芳秀/下山久信/竹田純一/豊島安明/福渡和子
◆水田を守るとはどういうことか(農業環境技術研究所・守山弘)

既刊第6号の主な内容

■特集:高齢社会と農業・農村の役割
◆座談会:高齢社会・生きがいと助け合いをどうするか
妹尾さつき/中井照美/橋本吉太郎/小沢禎一郎/庄子平弥/宮下徳雄/上之郷利昭
◆農山村の新たな進路 福祉に果たすべき農業・農村の役割(秋田県立大学・山崎光博)
◆生涯現役 山里の高齢者自立への取り組み(愛知県足助町長・矢澤長介)

既刊 第7号の主な内容

■特集:新しい地域社会の創造と農業・農村の役割
◆地域を元気にする1ダースの提案と実践(静岡県掛川市長・榛村純一)
◆共通目標と効力感ある活動で地域は元気になれる(農水省農業研究センター・長谷川俊郎)
◆座談会:個性的で活気ある地域づくりをどう進めるか
岩淵一司/渡辺重一郎/中島アサ子/赤間真理子/小俣シゲ子/北村貞太郎

既刊 第8号の主な内容

■特集:21世紀の人材を育む農業・農村
◆感性を磨く「屋根のない学校」の創設(三重県藤原町教育長・三輪了啓)
◆座談会:21世紀に求められる人材をどう育むか
小林重希/今西祐行/佐々木寿/金子友子/岡田ミナ子/青木孝安
◆<小学校>生きる力を育む土とのふれあい(横浜国立大学教育人間科学部教授・小池敏夫)
◆<生涯学習>三富新田における市民参加「体験落ち葉掃き」(武蔵野に学ぶ会・松本富雄)

既刊 第9号の主な内容

■特集:農業の六次産業化は女性の出番
◆巻頭提言: 女性パワーで農業の六次産業化の推進を・・・・今村奈良臣
◆女性起業・実践者座談会: 女性の感性と技で、明日の農業・農村を拓く
阪 良子(北海道)/鎌田政子(岩手)/秋葉節子(千葉)/藤森文江(静岡)/新開玉子(福岡)/司会:宮城道子
◆母さんたちを対象にする技術開発と普及のあり方を考える
小沢聖(元東北農試)佐藤百合香(東北農試)共同執筆


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