● 聖護寺あっての鳳来、鳳来あっての聖護寺です

 ―鳳来地区会長・坂本博信さん

 鳳来地区は浄土真宗派がほとんどですが、 聖護寺とは宗派を超えた強い結びつきが。お盆にはお坊さんが地区の家々に参るほか、毎月15日には托鉢僧が訪れる習慣もあります。
 子ども時代は聖護寺の境内で遊び、夏休みには座禅も体験したという区長の坂本博信さんは、「私たちは聖護寺と一心同体と思うとるとです」といいます。聖護寺は鳳来地区のシンボルであり、地域の和の中心。大人から子どもまで参加する地区活動が盛んですが、それらは、聖護寺への奉仕活動の延長なのです。