● 「ひやくしよう塾」

 ―むらづくりの中核的な存在である広田茂十郎さん

 神楽もお囃しも雅楽も継承し、初代「元気村」村長であり、「ひやくしよう塾」の呼び掛け人である広田茂十郎さんは、農家だけの村づくりに限界を感じ、「地域づくりは人づくり」をスローガンに幅広く呼び掛けを行ないました。
 こうして農家はもちろん陶芸家、商工会、会社員、司法書士、カメラマン、公務員、年齢層も二十代から六十代までに及ぶあらゆる職種の面々が40名で、百姓と飛躍しようをかけて「ひやくしよう塾」を結成。「まみも収穫祭」という大々的なイベントを成功に導き、都市と農村の交流の第一歩を踏み出しました。