「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2008年5月号
 

食農教育 No62 2008年5月号より

 次号予告 『食農教育』7月号(63号)2008年6月12日発売

特集 体験し実感する歴史(仮題)

 とかく歴史の学習は知識を覚えこむ学習になりがち。戦国時代の領民の立場になりきって、地元で行なわれた合戦について考えてみる、ご先祖様調べから北海道の開拓の歴史を知る、稲作にちなんだ行事食について聞きとる、地域につながる石垣の積み方を学ぶなど、地域に密着し、歴史を体で感じるアイデアを紹介する。

■小特集 土で絵を描く

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼日曜日、わが家の子どもたちが、ゴロゴロしてエネルギーが余っているようなので、うどんを打たせたことがある。うどんをこねて打って、けっこういい運動。自分で打ったうどんを食べて満足げ。手の平も真っ白、きれいになった(うどんはちょっと茶色がかっていたような?)。「食べごと」をしている子どもたちの顔は輝いている。「給食を食べごとに」(一〇八頁)の新連載と巻頭カラー口絵をご覧ください。(千葉)

▼農業切捨てが叫ばれた時代、農業高校が存続の危機を迎えたことがある。農業高校なのに農家の子弟が少数派となり、低学力の生徒の吹き溜まりとまで言われた。従来の教え込みの教育方法が通用しなくなったとき、生徒が主人公になるプロジェクト学習がはじまる。ここから農業高校が復活していくが、このプロジェクト学習を開発した先生の一人、松本重男さんの連載開始!(八八頁)(松田)

▼五月は田植えの季節。イネを手軽に栽培する方法といえばバケツが代表格だが、福岡教育大学の平尾健二先生はぺットボトルを使う方法を推奨している(八四頁)。持ち運びが楽で観察に便利なうえに、大型バットに並べて平置きして水を張れば、水やりの手間が省けて、カエルや水生昆虫がすみついてミニビオトープになる。うまく育てば、ペットボトル三個でお茶碗一杯分くらいの米がとれる。あなたも挑戦してみては?(阿部)

→食農教育トップに戻る
農文協食農教育2008年5月号

ページのトップへ


お問い合わせはrural@mail.ruralnet.or.jp まで
事務局:社団法人 農山漁村文化協会
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

2008 Rural Culture Association (c)
All Rights Reserved