農文協食農教育冨田きよむの学校デジカメ写真術第3回 お雑煮づくりを撮る > 親子でつくるお雑煮

親子でつくるお雑煮

お雑煮は、日本全国各地で食べられているけれど、地方によってこれほどつくり方や、具に違いがある食べものはない。
お正月に日本中で食べられていて、しかも「お雑煮」と同じ名前で呼ばれているにもかかわらず、同じ食べものとは思えないくらいだ。

今回は、しょうゆ仕立ての関東風お雑煮を子どもといっしょにつくってみた。

材料

材料は、もち、ニンジン、かまぼこ、ミツバと、ここには写っていないけれど、ニワトリのササミ。
調味料は、だしとしょうゆとみりん。

ニンジンの下準備

お母さんがお手本を。 おそるおそる包丁を持つ。 あらら、切る前に皮をむかなきゃ! ニンジンは思ったよりも切るのに力が必要。
切ったら、桜の花びらのようにカタでくりぬく。 耐熱の器に入れて、 ラップをかけて、 電子レンジへ。

かまぼこを切る

包丁の背をいたとかまぼこの間に差し込む。 かなり力が必要。 もうちょっと! 5mmくらいの厚さに切りましょう。
包丁にくっついちゃったけど、気にしない気にしない! 先に切ったかまぼこを傷つけないように。

ミツバを洗って切る

蛇口をひねって、水を出す。 勢いよく洗い流そう。 ざくざくと切ります。 野菜終了!

ニワトリのササミを切る

生のお肉に触るのは初めて。ちょっと怖いなあ。 お母さん登場。
大丈夫だよ。
あらら、意外に簡単に切れました。 お姉ちゃんは余裕の表情。

お餅を焼いて汁を作る

お鍋を火にかけてから、お餅を焼こう。熱いので気をつけて。 おしょうゆはきちんと計って、 ゆっくりお鍋に入れます。 みりんもちゃんと計ろうね。
入れすぎないように、慎重に、 ゆっくり注ぎます。 お味見。
おいしい!!

具を入れてできあがり!

火の通りにくいニワトリのササミを最初に入れる。 電子レンジで下処理をしておいたニンジンを入れる。 ニワトリのササミが白くなったら、かまぼこを入れる。 ちょうどお餅が焼けました。焼けたお餅を器に移します。
お餅を入れた器に、ゆっくりと汁を入れます。 具も入れよう。 最後にミツバを散らして、 できあがり。

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