手探りで始めた総合的な学習「食と農」でしたが、何とか進み出し今年の研究のまとめを書き出そうとしているところです。 一年生「アサガオ・サツマイモみんな友だち」は、大変スケールの大きいちょっと自慢できる生活科の実践となり、二年生「野菜を育てよう」では、子どもたちの表現活動が大きくのび、先週は楽しいおでんパーティーでした。ねらいとしていた私の学校の生活科が生まれつつあります。 食農を柱とした総合学習試行では、実践の中で「食と農・くらし」「食と農・環境」「食と農・日本の農業」「食と農・歴史」といったような内容にまとめられつつあります。六年生は、赤米を中心とした古代米を中心にし、「古代米からはじめよう」の実践を続けました。古代米を育てながら土器づくり・野焼き・土器で米を炊くなどの体験をからませ、各地の学校施設とメール通 信など幅広く行っています。五年生は、お米とともにとうもろこし・ダイコンを育て、そこから農業を見ていこうと仕組みました。稲作には捨てるものはないとわら・もみがらなど全て使ってさまざまな製品を作りました。四年生は、栽培活動から土に着目して子どもたちなりにいい土とはどんなものかと実験を繰り返しています。三年生は、大豆を育ててくらしを見ていこうとこれも長い活動を続けました。夏に枝豆でかなり食べましたがバケツ6杯も大豆がとれました。最後は、大豆を使った製品作りです。 ここでやってきてくださる講師の地域の先生は、きっとご存知「おとうふ工房いしかわ」の石川伸さん。このおとうふ屋さんは、以前から知っていたのでもしかしてきてくださればと頼んだのが幸いで、すばらしい講師として来校してもらえるようになりました。打ち合わせに行ったら、事務所には農文協の書物がずらっと並び、農文協の吉田さんと馴染みだとか。話は盛り上がりました。本校の山口校長にぴったりの講師さんです。来週は何と3回も学校にきてくださることになりました。ずっと講師としてお願いする予定です。 |