ロボット博士として有名な東京工業大学名誉教授の森政弘先生(注)をお招きできることになった。そこで、課題は瀬戸内海にふさわしい「みかん狩り」とした。これは、高さ90センチの1本のみかんの木に成っているみかんを採り、自陣のゴールに入れて得点を競うのである。枝は3段階にし、高い枝のみかんほど高得点とした。ゲームのステージは合板4枚の広さ。
この大会は、NTTの協力でテレビ会議システムを使用し、ロボコン先進校の青森県八戸市立第三中学校他へ実況中継した。当校の下山教諭が来校して遠隔授業を行なったのである。三中の生徒の感想を聞くことができ、本校の生徒も感激していた。先進的な試みは大成功した。マスコミも新聞社は朝日新聞他1社、テレビはNHK他3社が報道。青森でも、遠隔授業が報道された。(詳細:注)