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山はどうして高くもり上がり、できたのでしょうか。そして、動かないようにみえる山も、やすみなく、かたちや、すがたをかえているのです。 |
川は、雨をあつめただ流れているのではありません。岩をけずり、土手をとかし、はこび、ためて、何百年も何千年も、流れているのです。 |
陸の2倍も広い海。山も谷も火山もあり、大きな波ができたり、川のようにながれてもいます。地球さいしょの生物が生まれたのも海。 |
雨や雪だけでなく、ひょうやあられをふらすのも雲。こわいのは雷をおとす電気雲。いろいろな形の雲。雲はどうしてできるのだろう。 |
色も姿もない風、どこからやってきて、どこへいくのでしょう。そして、強い風で家をこわしたり舟をしずめる台風やたつまきは…。 |
建物がこわれ、火災がおき、大きな津波も、多くの死者や被害をおこす地震。ここまでわかってきた地震のしくみや、おこりかた。 |
火をふく山、ばくはつする山。火山のことを調べることで、地震を防ぐことにつながったり、地球のことをもっと知ることができる。 |
地球の生物にさまざまなめぐみを与え、美しい風景をもたらしてくれる太陽。でも太陽にも寿命があるのです。太陽がなくなったら…。 |
2億年の昔にいまの地球ができ、世界中にすばらしい自然をつくりました。いまも自然は、ゆっくりとすごい力で地球をかえています。 |
昼と夜があり、春、夏、秋、冬と季節がかわるのは、地球がまわっているから。ところがビックリ、太陽も宇宙もまわっているのです。 |
加古里子●かこさとし 1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。化学会社勤務のかたわら、子ども会、絵画教育・演劇指導で童話・人形劇などを創作し、各地の伝承童戯・民俗説話を調査研究。また、東京大学・横浜国立大学・東京都立大学などで児童行動論の講師を歴任。児童文化ならびに科学技術の教育相談所を主宰。日本化学界会員。子どもを守る会会員。 |
かこさとしの絵本 |
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