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日本人いのちと健康の歴史

全5巻

A4変型判 48ページ

1 病とのたたかいがはじまる

2 はじめての病院ができる

3 西洋医学がやってきた

4 戦争と人のいのち

5 食環境あらたなたたかい

1 病とのたたかいがはじまる
病とのたたかいがはじまる [古代]

加藤文三・上坂良子/編 江口準次/絵

祈祷にたよる治療、中国医学の伝来、施薬院や孤児収容施設の設置、肥満や歯槽膿漏の金持ち…旧石器時代から平安までの生活と医療。

もくじ
ナウマン象を狩る | 食べ物の採集はいのちがけ | 団らんのひととき | 米づくりがはじまる | 食べ物をめぐる争い | 巨大な墓づくり | 尼さん留学生が帰る | 薬狩をする人びと | 天然痘がはやる | 施薬院ができる | 行基がつくった布施屋 | 孤児たちをすくう | 上級役人と下級役人のメニュー | 絵巻物にみる病 | 古代のサウナ風呂 | 歯槽膿漏の男/かく乱の女 | 眼病の治療/肥満の女 | 華やかな貴族の不衛生な生活 | 人びとは飢えにおののく | たたりがこわい
解説
年表

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2 はじめての病院ができる
はじめての病院ができる [中世]

加藤文三・渡部喜美子/編 中西立太/絵

らい病患者の収容施設、僧侶による戦場での治療、鍼灸治療、西洋式病院設立…さまざまな医療が花開こうとした鎌倉・室町時代。

もくじ
荘園のある風景 | 武士の世の中が来る | 市がたつ | 子どもたちは自由だった | 薬に使われたお茶 | らい患者を背負って | 極楽寺に病舎ができた | 臨終のみとり | 発疹に苦しむ少女 | お産を助ける | お湯に入る | トイレのいろいろ | 精進料理を食べる | 床の間と畳のある生活 | 敵味方なく手当する | 薬をつくる医者 | 田植えをする女たち | はり、きゅうの治療 | ポルトガル人の建てた病院 | 秀吉の前のコンサート
解説
年表

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3 西洋医学がやってきた
西洋医学がやってきた[近世]

加藤文三・平尾真智子/編 石井勉/絵

小石川養生所ができ漢方治療が中心の江戸時代は、「解体新書」の出版、華岡青洲の乳がん手術、シーボルトの来日と西洋医学に移行。

もくじ
金創医がさかんになる | 夜が明るくなった | 七五三の宮まいり | 長屋の食事と大店の食事 | 赤づくしは病をはらう | 小石川養生所ができる | 薬屋の店先で | 博覧会のはしり | 腑分けと『解体新書』 | 定斎屋が村をまわる | 庶民の社交場、浮世風呂 | 産婆さんの仕事 | ききんとお救い小屋 | 間引きとたたり | おかげまいり | 麻酔で乳ガンの手術 | シーボルトと西洋の医術 | 醤油をつくる | 予防接種のはじまり | ポンペがつくった長崎養生所
解説
年表

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4 戦争と人のいのち
戦争と人のいのち [明治・大正]

加藤文三・渡部喜美子/編 吉井爽子/絵

西洋医学が本格的に導入され、専門の産婆、看護婦が誕生した時代。スペイン風邪の流行、訪問看護の始まり、セツルメント運動も。

もくじ
横浜軍陣病院と女性看病人 | 文明開化の世の中 | 駄菓子屋と子どもたち | 西洋産婆のおこり | ド・ロ神父の救助院 | 看護婦の誕生 | 戦争と従軍看護婦 | 産業革命と女工 | 川も汚染される | 地主と小作人 | ネズミ買います | 石油ランプのあるくらし | 女性にも職場が | 結核にかかる女工さん | シベリアへ行った看護婦さん | スペイン風邪の大流行 | 関東大震災と巡回看護婦 | 学校に衛生室ができる | 貧乏人の子だくさん | 医学生は地域にでかける
解説
年表

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5 食・環境、新たなたたかい
食・環境、新たなたたかい [昭和から平成へ]

加藤文三・名原嘉子/編 石井勉/絵

戦前は不景気と飢えに苦しみ、戦争で多くの人が犠牲者に。敗戦後は食糧難や伝染病、そして慢性病や過労、環境破壊が健康を脅かす。

もくじ
不景気と飢えに苦しむ | 特急「燕」号が走った | 昭和初期の子どもの遊び | 伝染病が人びとを苦しめる | 戦争は罪なき人びとの命をうばう | 戦場での看護婦 | 学童疎開の日々 | 沖縄のひめゆり部隊 | 原爆、その地獄絵 | 敗戦後のくらし | 不衛生の改善としらみ退治 | 食糧難と買い出し | 不治の病「結核」とたたかう | 生ワクチンをもとめた母親たち | 高度成長の落とし物-公害 | 飽食の時代、生活習慣病に苦しむ | 若者の命が危ない-交通事故 | 現代の医療 | 過労死-働きすぎ社会の健康 | 今、地球が危ない
解説
年表

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