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2004年12月 保健室 115号

特集:知らないと恐い ケータイ・ゲーム脳
115号
  • ケータイをどう思う?… 編集部
  • ケータイ電磁波の害を考える… 荻野晃也(電磁波環境研究所・所長)
  • ゲーム漬けで人間らしい脳の発育が心配… 上石しょう子(埼玉健康サークル青い麦 養護教諭)
  • アンケートに見る子どもたちのケータイ関係… 奈良靖子(東京・芽の会 嘱託)
  • ホームページ紹介 ようこそ ねちずん村へ… まとめ・編集部
  • 【自主講座】健康づくりと生きがいについて… 矢野道代(矢野健康体操研究会会長)

 いつも肌身離さずケータイを持ち歩き、睡眠時間まで削ってケータイメールやテレビゲームに熱中する子どもたち。最近、ぼっとしていることが多いし、キレたように反抗してくることがあるのも、そこに原因があるのではと、気になっている。ケータイやテレビゲームに漬かり込んだ生活が、発達期の子どものからだと心に障害を与えているのではないだろうか。そんな心配を抱えている方には、必読の特集。

 子どもたちのケータイ生活の実態を報告したうえで、電磁波の種類・低周波の悪影響・高周波の熱効果・電磁波被曝の脳への影響・カルシウム漏洩とホルモンへの悪影響・危ない基地局の周辺・ポケモン事件・電磁波と予防原則など、ケータイ電磁波の害の可能性を詳細に報告している。

 また、ゲーム漬けの子どもたちが、ゲーム脳の危険性を知ることで、親子でゲームを制限するにいたった小学校の事例も報告。さらに、子どものためのインターネット利用案内のホームページも紹介。

 完全な制限は不可能だが、健康害の詳細を学ぶことで、子どもたちに自己抑制の力がつけられる。

 

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