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食農教育 No20 2002年5月号より 次号予告 『食農教育』7月号(21号)2002年6月12日発売特集 特集 食から地域が見える(仮題) 子どもたちにとっていちばん身近な自然は食。 ●素材研究 教材への切り口 ダイズ 編集室から▼思春期の中高生は、表情から心の動きを読み取るのがむずかしい。それは、事件を起こすような心の動きだけではない。普段はあまり発言してくれない中3のあっき君だが、バケツ稲栽培での分げつの発見、地域の稲作農家・利巳さんへの聞き取り、PC教材を駆使しての調べ学習で、知的欲求のマグマに火がついて、稲と地域の未来へグングン興味がわいてきた(52頁)。(松田) ▼第47回青少年読書感想文全国コンクールに『そだててあそぼう』を読んだ作品が2点入選した。感想文といえば、物語を読んで主人公と自分を重ねあわせて、というのが決まったパターンだったが、この2人は自分でスイカをそだてようとしたり、おばあちゃんに絵本を読み聞かせて一緒に甘酒や玄米茶をつくったりしている(122頁)。新しい読書の形が見えてきたようだ。(阿部) ▼中学生のいとこにたまに会うと「携帯ほしー」。おせじにももてたとはいえない大学の後輩は、メールのおかげで浮いた話が多くなった。メールだからこそ言える話や、連絡する気になることも多い。親しい人、なつかしい人、見知らぬ人… …良くも悪くも人間づきあいの手段が一つ増えた。ダメだ禁止だと無駄なエネルギーを使うより、学校教育にうまく活用する道もある(24頁)。(伊藤) ●環境学習・食農体験を支援する |