イチからつくる 第3集

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日々の暮らしを支える食品や生活用品(のり、プラスチック、えんぴつ)をイチからつくることを通し、探究・発見を重ねながら現代社会では見えにくくなった世界や営み、課題に気づいていくシリーズ。SDGs学習に。
著者 早川典子・宇髙健太郎ほか 編/水上みのりほか 絵 ISBN 9784540191688 発行日 2020年3月 判型/頁数 AB/各36ページ -
現在一般的につかわれているのりといえば化学的な「合成のり」がほとんどだ。この絵本では、主人公のこどもたちがおばあちゃんに教わりながら、お米や小麦粉から「でんぷんのり」をつくって障子の張り替えに挑戦したり、動物の骨から「ニカワ」をつくってうちわやミニあんどんをつくってみたりする。また、でんぷんのりやニカワが日本の伝統文化を支えてきたことも紹介。
著者 早川典子・宇髙健太郎 編/水上みのり 絵 ISBN 9784540191695 発行日 2020年1月 判型/頁数 AB/36ページ -
タッパー、ビニールやラップ、合成繊維など、プラスチックの性質は多様で、目的に合わせて魔法のように様々な姿形のものをつくりだすことができる。もしもプラスチックがなかったとしたら、こんなに私たちの生活は便利になることはなかっただろう。しかし、そもそもプラスチックはなにが原料で、どうやってつくられているのか。真似して自分でもつくれるのか。実は知らないことだらけだ。工作や実験などを通してプラスチックの特徴や長所・短所をよく知り、ゴミ問題も含め、プラスチックとこれからどう共存していくのか考えていく。
著者 岩田忠久 編/内田かずひろ 絵 ISBN 9784540191701 発行日 2020年3月 判型/頁数 AB/36ページ -
えんぴつは、芯部分の「黒鉛」と「粘土」、軸部分の「木」と、主に三つの原材料でできている。黒鉛は主に中国やスリランカ産。粘土は主にドイツや日本産。軸部分は、北アメリカ産のインセンスシダーという木がアジアで板に製材されたものが日本に届けられている。原材料をたどってみると海外からやってきたものがほとんどだが、どうやったら自分たちでイチからつくることができるのか、試行錯誤しながら挑戦する。
著者 杉谷龍一 編/河本徹朗 絵 ISBN 9784540191718 発行日 2020年2月 判型/頁数 AB/36ページ
イチからつくる 第3集(全3巻)
イチからつくる のり(接着剤 )
イチからつくる プラスチック
イチからつくる えんぴつ
著者紹介
イチからつくる のり(接着剤 )
編●早川典子(はやかわ・のりこ)
編●宇髙健太郎(うだか・けんたろう)
絵●水上みのり(みずかみ・みのり)
イチからつくる プラスチック
編●岩田忠久(いわた・ただひさ)
東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻教授。1994年京都大学農学研究科林産工学専攻博士課程修了。博士(農学)
絵●内田かずひろ(うちだ・かずひろ)
1964年福岡県生まれ。マンガ家・絵本作家。代表作に「朝日新聞」に連載した『ロダンのココロ』(朝日新聞出版)
イチからつくる えんぴつ
編●杉谷龍一(すぎたに・りゅういち)
北星鉛筆株式会社代表取締役。
絵●河本徹朗(かわもと・てつろう)
1959年名古屋市生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。1980年代初頭から、広告・出版関連の印刷物を中心にイラストレーションを手掛ける。2006年から擬人化した立体造形の制作も始め、テキストや書籍の表紙を飾ること多数。最近では、撮影・データ化した半立体作品の制作に意欲的に取り組む。