アフリカの動物たち 全5巻

強いライオン、弱いシマウマはウソ。ライオンも一年の半分はハラをすかしている……アフリカ行き十数回の著者が“食う”と“ふやす”を軸に、動物たちの生きた姿を、迫力ある写真と臨場感あふれる文章で描く。

書名	著者	税込価格	ISBN	製品	発行年	内容解説
爪と牙で生きるライオン	黒田弘行文・写真	800	4-540-88011-X	イト631	1988	百獣の王といっても狩りは大変。しのびよっては逃げられ、逆に脅かされたりする。やっとつかまえた獲物を食べているとハゲワシがやってくる。“強いライオン”の生きる苦労に、自然のしくみを見る。
スピードで生きるチーター	黒田弘行文・写真	800	4-540-88012-8	イト632	1988	時速110メートルで狩りをするスピード王。獲物をつかまえた後は疲れてすぐに食べる元気がでない。親子の狩りで子どもは一人前に、哺乳類の子育てと学習能力をチーターにみる。
むれで生きるブチハイエナ	黒田弘行文・写真	800	4-540-88013-6	イト633	1988	残飯あさり屋とかたかり屋とかいわれているが、ほとんどは自力で狩りをするハイエナ。小さい獲物は１頭で、大きな獲物は集団でつかまえる。群れにみる動物たちの生きる知恵。
鼻で生きるアフリカゾウ	黒田弘行文・写真	800	4-540-88014-4	イト634	1988	木の実をおとして食べる、塩分の多い土を食べる、砂浴びをし岩でからだをかく。けんかをしあいさつを行ない親子三代で仲間をかばい合いながらくらすゾウ。哺乳類の賢さをゾウにみる。
食いわけで生きるシマウマたち	黒田弘行文・写真	800	4-540-88015-2	イト635	1988	シマウマ、ヌー、トピ、トムソンガゼルなど草原にくらす草食動物は、それぞれ食べる草木の種類や食べる部分が少しずつちがっていて住み分けしている。自然の多様性を草食動物にみる。