農家になろう 第2集

農家になろう 第2集
全5巻 巻構成
  • バラとともに
  • チャとともに
  • シイタケとともに
  • ジャガイモとともに
  • ニワトリとともに

    農家になろう 第2集

  • 農家になろう 第2集好評を博した第1集につづき、待望の第2集発刊。兵庫県加東市でバラの育種と生産を行なう浅見均さん、静岡市で国産紅茶をつくる村松二六さん、滋賀県甲賀市でクヌギを育ててシイタケをつくる中本清治さん、北海道帯広市でジャガイモをつくる中藪俊秀さん、神奈川県小田原市の自然養鶏家笹村出さんの5人の農家を、瀬戸山玄、常見藤代ほかカメラマンが密着。
    著者農文協 編ほか
    ISBN9784540141027
    発行日2015年2月
    判型/頁数AB/各36ページ
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  • バラとともに 花農家 浅見均

  • バラとともに 花農家 浅見均兵庫県加東市の浅見さんは、赤バラの代表品種「ローテ・ローゼ」をつくりだした日本を代表するバラの育種家。4月下旬、バラ開花の季節は交配の時期。一日中ハウスの中で花粉をとり、交配を進めていく。できたタネは年末にまいて春に花を咲かせて選抜。長年の経験とカンで、何万もの中のひと株を選び出す。つぼみから散るまでをみせる「咲ききる」理想のバラを創り、丹精込めて美しいバラを育てる技を伝える。
    著者白石ちえこ 写真/農文協 編
    ISBN9784540142376
    発行日2014年12月
    判型/頁数AB/36ページ
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  • チャとともに 茶農家 村松二六

  • チャとともに 茶農家 村松二六農家ではじめて「べにふうき」の栽培に取り組み、日本ではまだ数少ない紅茶をつくる静岡市丸子の村松二六さん。おいしい紅茶ができる新芽の時期は3日間しかない。そのもっともいい時期に摘んだ葉を一晩かけてしおれさせ、緑茶の機械を改造した揉捻機でもんでいく。紅茶の本場スリランカの自然環境に似せた自作の発酵器。十数秒で紅茶のできが変わる火入れの時間。茶葉の声に耳を澄ませ、香り、色、味、手ざわりと五官をはたらかせる紅茶づくりと、残りの人生をかけたいと挑戦するウーロン茶づくりを追う。
    著者瀬戸山玄 写真/農文協 編
    ISBN9784540142383
    発行日2015年1月
    判型/頁数AB/36ページ
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  • シイタケとともに きのこ農家 中本清治

  • シイタケとともに きのこ農家 中本清治滋賀県甲賀市の中本清治さんは、ドングリから育てたクヌギを使ってシイタケをつくる。木が大きくなるまで17年、伐採して植菌して収穫できるまでまた1年。ほだ木はやがて朽ちて土に還る。伐採した切り株からは新しい芽が出てまた林をつくる。50年後、100年後につながる山をつくりシイタケを育てる農家の一年。
    著者大西暢夫 写真/農文協 編
    ISBN9784540142390
    発行日2015年1月
    判型/頁数AB/36ページ
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  • ジャガイモとともに 畑作農家 中藪俊秀

  • ジャガイモとともに 畑作農家 中藪俊秀北海道十勝地方の広大な大地でジャガイモを育てる中藪俊秀さんは、開拓農家の4代目。ダイズやカボチャなどと毎年順番に育てる輪作で、「十勝こがね」「はるか」など北海道でつくられた品種をつくり自分で販売する。土づくりに取り組み、大型機械を使いこなす大規模農家の一年。
    著者小椋哲也 写真/農文協 編
    ISBN9784540142406
    発行日2015年2月
    判型/頁数AB/36ページ
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  • ニワトリとともに 自然養鶏家 笹村出

  • ニワトリとともに 自然養鶏家 笹村出子どものころからニワトリが好きで、美術講師のかたわら神奈川県山北町でニワトリを飼い自給生活をはじめた笹村さん。やがて養鶏業をはじめ、自家育成した「笹鶏」を飼育し、ひなも自分で孵化し育てる。エサは、草と地域から集めたおからや米ぬか、くずそばなどでつくった発酵飼料。地域内自給、地域内循環をめざしながら「生命力のある卵」を育ててきた笹村さんの自然養鶏の思いとくらしを伝える。
    著者常見藤代 写真/農文協 編
    ISBN9784540142413
    発行日2014年12月
    判型/頁数AB/36ページ
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このシリーズの特徴

1年にわたり密着。農家の個性豊かな仕事と暮らしを描く。


■農家はここが楽しい!
 農家のおもしろさとは? 仕事や暮らしの魅力を農家の言葉でつづる
■農家の一年間がわかる!
 春夏秋冬、季節ごとの作業や暮らしを紹介
■作物や家畜の力を引き出す技術
 地道に作物や家畜、自然の力を生かす技術をつくりあげてきた農家の観察眼や技術に迫る
■自給の暮らし、身近な素材を生かす工夫いろいろ
 食べるものはもちろん、道具も身の回りのものを使って手づくり。廃材も上手に利用する自給の知恵と工夫
■農家になったきっかけ
 農家になろうと思ったきっかけと、未来の農家(子どもたち)へのメッセージ

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著者紹介

バラとともに 花農家 浅見均

写真●白石ちえこ(しらいし・ちえこ)
神奈川県横須賀市生まれ。アジアの国々をめぐる旅の中で写真を撮りはじめる。千葉県船橋市主催の写真講座に参加、作品制作をはじめる。日常にある記憶の原風景をもとめて撮影をつづける。写真集に『サボテンとしっぽ』(冬青社)、共著に『海に沈んだ町』(小説・三崎亜記 朝日新聞出版)。

チャとともに 茶農家 村松二六

写真●瀬戸山玄(せとやま・ふかし)
1953年鹿児島県市来町生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。WORKSHOP写真学校・荒木経惟教室に入塾後、1978年に入社の映像制作会社を経てフリー。2000年からドキュメンタリスト・記録家として文筆、写真、映像を駆使した活動を開始。技術の伝承と領域横断の新しい道を探る。岐阜現代陶芸美術館での展示映像制作をふくむロドチェンコ・プロジェクトは03年グッドデザイン賞審査委員長特別賞受賞。著書に『野菜の時代』(NHK出版)、『里海に暮らす』『東北の生命力』(岩波書店)、『丹精で繁盛』(筑摩新書)、『世のなか食のなか』(アノニマスタジオ)など多数。『暮らしの手帖』に「彼女のチカラ」連載中。

シイタケとともに きのこ農家 中本清治

写真●大西暢夫(おおにし・のぶお)
1968年東京生まれ、岐阜県育ち。東京綜合写真専門学校卒業後、写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。29歳で独立し、ダムに沈む村や精神科病棟などの撮影をしつつ、最近では東日本大震災の支援とともに取材を続けている。岐阜県揖斐郡池田町を拠点に活動。主な著書に『僕の村の宝物』『水になった村』(情報センター出版局)、写真集に『分校の子どもたち』(カタログハウス)、『アウトサイダーアートの作家たち』(角川学芸出版)、写真絵本に『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社 第8回日本絵本賞)、『ぶたにく』(幻冬舎エデュケーション 第59回小学館児童出版文化賞、第58回産経児童出版文化賞大賞)、『ひとりひとりの人』(精神看護出版)、『徳山村に生きる』『農家になろう2 ミツバチとともに』(農文協)、『糸に染まる季節』(岩崎書店)、共著に『山里にダムがくる』(山と渓谷社)、『花はどこから』(福音館書店)、『津波の夜に 3.11の記憶』(小学館 日本図書館協議会選定図書)がある。映画監督作品に『水になった村』(第16回地球環境映像祭 最優秀賞)。

ジャガイモとともに 畑作農家 中藪俊秀

写真●小椋哲也(おぐら・てつや)
北海道別海町出身。北海道札幌市在住。北海道大学公共政策大学院卒業。別海町役場の勤務経験を経て独立。

ニワトリとともに 自然養鶏家 笹村出

写真●常見藤代(つねみ・ふじよ)
写真家・ノンフィクション作家。群馬県生まれ。上智大学法学部卒業。2011年「第9回開高健ノンフィクション賞」最終選考ノミネート。2012年「第19回旅の文化研究奨励賞」受賞。著書に『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社新書)、『砂漠のサイーダさん』(福音館書店)など。

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