それでも「ふるさと」 あの日から10年

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原発事故から10年、放射能に故郷を追われた人々の暮らしや想い、現実や願いを事故直後から寄り添い続ける写真と文で伝え、原発災害をどう記憶し、どう生きるかを問いかける。産経児童出版文化賞(2019)大賞の続編。
著者 豊田直巳 写真・文 ISBN 9784540201660 発行日 2021年3月 判型/頁数 AB/各32ページ -
「原子力明るい未来のエネルギー」が夢ある標語だった双葉町は、原発事故で誰もいない町に。そこで生まれ育ち小6時に標語を考え、事故後は町の現実を記録し続ける大沼さんの想いや決意、原発の町の教訓を伝える。
著者 豊田直巳 写真・文 ISBN 9784540201677 発行日 2020年12月 判型/頁数 AB/32ページ -
自然の恵とみんなで拓いた土に生かされた飯舘村を放射能に追われ、長引く避難生活、そこでの無念さや苦悩…、避難指示の解除とともに自主的に帰村した人たち(サマショール)の農業再開の取組みと願いや夢を伝える。
著者 豊田直巳 写真・文 ISBN 9784540201684 発行日 2021年1月 判型/頁数 AB/32ページ -
幼い時に生まれ育った飯舘村を追われた
凛 ちゃんは、小学校は避難先の仮設住宅から隣町のプレハブ仮設校舎へ通い始め、その後も転居・転校を重ねて卒業…、今なお続く原発災害の現実を子どもたちたちを通して伝える。
著者 豊田直巳 写真・文 ISBN 9784540201691 発行日 2021年2月 判型/頁数 AB/32ページ
それでも「ふるさと」 あの日から10年(全3巻)
「明るい未来」を子どもたちに 原子力に未来を夢みた町に生きて
土に生かされた暮らしをつなぐ 村に帰った「サマショール」の夢
福島に生きる凛 ちゃんの10年 家や学校や村もいっぱい変わったけれど
著者紹介
写真・文●豊田直巳(とよだ・なおみ)
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県生まれ。長年にわたりイラクやパレスチナなどの紛争地を取材。チェルノブイリ等の取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材を継続、映画製作も行なう。各地で写真展・映画上映・講演会にも取り組む。『それでも「ふるさと」全3巻』が第66回産経児童出版文化賞大賞。