うねゆたかの田んぼの絵本

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https://toretate.nbkbooks.com/9784540201011/
全国の小学校で田植えや稲刈りの体験が行われているが、稲作にかかわる四季の仕事のもつ意味や、それを田んぼやその周辺の動植物や環境とつなげて考えることはあまり多くない。この絵本では農家(お百姓)と子ども、田んぼの生きものたちとの対話をとおして、生きものの視点から田んぼという環境への理解を深めていく。四季の稲作の仕事、田んぼに生きる動植物、田んぼの成り立ちと水のめぐり、田んぼと地域や文化とのかかわりなどをめぐる素朴な疑問に答えながら、田んぼという身近な環境が農家の仕事をとおして保たれていることを知る。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201011 発行日 2021年3月 判型/頁数 AB/各36ページ -
春夏秋冬、田んぼにかかわる百姓(農家)の仕事は稲の生長を助けるとともに、知らず知らずのうちに田んぼの周辺のさまざまな動植物を育んでいる。生かし生かされるその関係を、百姓と動植物との対話から楽しく学ぶ。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201028 発行日 2020年12月 判型/頁数 AB/36ページ -
カエルやトンボ、タイコウウチ、イモリやメダカ、カヤネズミなど、田んぼに生きる様々な動物たち。益虫でも害虫でもない「ただの虫」という分類によって、これまで見えなかった豊かな生きものの世界が見えてくる。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201035 発行日 2020年12月 判型/頁数 AB/36ページ -
畦の草は足で踏み、適度に草刈りすることで、豊かになっていく。田んぼに生える雑草は虫のエサや産卵場になり、すき込まれて、稲の肥料にもなる。地域に引き継がれてきた草の名前に、人間との深いかかわりがみえる。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201042 発行日 2021年2月 判型/頁数 AB/36ページ -
広い田んぼと狭い田んぼどちらが都合がいいの? 畦は何のためにあるの? 田んぼの水はどこからきて、何が含まれているの? なぜ「稲植え」といわず「田植え」というの? 田んぼのめぐる素朴な疑問に答える。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201059 発行日 2021年3月 判型/頁数 AB/36ページ -
ごはん一杯でミジンコ5000匹、オタマジャクシ30匹が育つ。食べるということの見方が変わると、田んぼをとおしていのちを引き継いできた、昔の人の思いがわかり、むらの石仏や年中行事に込められた意味が見えてくる。
著者 宇根豊 作/小林敏也 絵 ISBN 9784540201066 発行日 2021年3月 判型/頁数 AB/36ページ
うねゆたかの 田んぼの絵本(全5巻)
田んぼの四季 なぜ赤とんぼは人間に寄ってくるの?
田んぼの動物 足あとにオタマジャクシが集まるのは?
田んぼの植物 草刈りしないといけないのはなぜ?
田んぼの環境 土に石ころがないのはなぜ?
田んぼの文化 なぜ正月はやってくるの?
著者紹介
作●宇根豊(うね・ゆたか)
1950年長崎県島原市生まれ。福岡県農業改良普及員として虫見板による減農薬稲作を推進。退職後、農業のかたわら、農と自然の研究所を主宰、「田んぼの学校」を全国に広める。
絵●小林敏也(こばやし・としや)
デザイナー・イラストレーター。1947年静岡県生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科卒。宮沢賢治の絵本を多数刊行。