月刊 現代農業
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8月号の主な記事(予告)7月5日発売

■巻頭特集
 稼ぐぞ!夏の直売所/売り切れ御免!アイスとうもろこし/大玉トマトがオシャレ袋で贈答用っぽく変身/大きなオクラのイチゴパック詰め/思わず手が出るポップの書き方/人気のエダマメでもっと稼ぐ/品薄でネライ目、夏の葉物/アスター、ケイトウ、棚映えする花/お中元セットで200万円稼ぐ直売所

■くらし・経営・地域のページ
 涼しい、軽い、スゲ笠大好き/赤シソを生かした不耕起菜園/進む脱ネオニコチノイド系殺虫剤/ネオニコと発達障害との関係、わかってきていること

■稲作・水田活用
 かん水・ケイ酸・チッソ追肥でクズ米を防ぐ/水路に落ちたカエルの脱出ネット

■野菜・花
 夏播き・夏植えをうまくやる/苗の夕方かん水は間違い!?/遅出しエダマメの地床育苗/重炭酸カリでタマネギ早出し

■果樹
 ワイン用ブドウは夏の管理で決まる/炭カル葉面散布でミカンをガード/ナシの樹上散水

■山・特産
 耕作放棄地1haを桑畑に、機能性の高い品種を選定

■畜産
 分娩後は山に1カ月放牧繁殖率が上がって1年1産を実現/リハビリ放牧

■機械・道具
 手押しかん水カー

▼脊柱管狭窄症はつらい。経験したからよくわかる。でもあの足の痛みをヨモギで解消できるとは! クロモジ茶も飲みたいし、コブシの花芽もよさそう。タンポポ酒もいいかも……。あれ、身体にちょっとガタがきてるのか!?(石川)

▼暖冬の影響から各地で渇水に悩まされた春。梅雨の豪雨、夏の高温と今年も気が抜けない天候が予想されるが、部分浅耕播種のダイズはストレスフリー!? 異常気象の年ほど真価を発揮する(118頁)。(伊藤)

▼年齢が上がっても卵殻が弱くならないから長く採卵できる。卵の味は年齢とともに旨みが増す。畜種に限らず、ますます広がる国産子実トウモロコシの可能性(238頁)。(五十嵐)

▼思わぬ薬効を知るのも面白いんですが、いろいろな草の特徴がわかってくるのもまた面白い(40頁)。江戸時代も薬を探すための本草学が、やがて植物そのものを学ぶ学問に発展したんだとか。やっぱりね。(小河)

▼畑が劇的に変わるという太陽熱養生処理(128頁〜)。ガッチガチの土もフワフワに。納豆菌や酵母菌の活躍、二酸化炭素の膨張圧で耕盤破砕、団粒の誕生……ミクロの世界ですごいことが起きていた!(川ア)

▼若い農家がハウスのビニール張りを助けたり(292頁)、非農家が農家をサポートしたり(310頁)、地域を自分たちで守る取り組みが熱い。障害者の手を借りるのもいい(298頁)。行政の仕事はそのバックアップか。(山下)

▼果肉の滑らかなモモ、贈答用の完熟イチジク。たった1枚の袋だけど、底の形や材質、遮光率、紙の漉き方にまでこだわって初めて、求める品質に仕上がる(198頁)。(柳島)

▼ミカン園にヒメイワダレソウ(187頁)。一度定植すれば草刈りも除草剤もいらなく、足が滑りやすいこともない。土の微生物も豊かになる。究極の省力管理ではないか。全国に広がるといい。(岩瀬)

▼三者三様のへの字稲作(90頁)。井原さんは、堆肥だけを入れた田んぼでの生育をヒントにした。イネ本来の特性を活かす方法だからこそ、広く応用が利くのだろう。(渡邊)

▼ウネを掘ると根がびっしり。碇さんのタマネギ畑では玉が肥大を始め、すでにMサイズのものも(164頁)。かん水と排水を大切にしてきた管理の成果が表われている。(中村)


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