月刊 現代農業
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3月号の主な記事(予告) 2月5日発売

■巻頭特集 空気と水が動き出す縦穴掘りが流行中/ニンジン畑の排水がガラリ/トラクタで田んぼに縦穴掘り/弱ったナシ・ブドウが縦穴で樹勢回復/「大地の再生」の不思議に迫る/農家のおすすめ 便利な穴掘り道具たち/自掘り井戸8本でタダ水生活

■くらし・経営・地域 春の野草で免疫力アップ/知らなきゃ損する新型コロナの税制措置/震災後10年、被災地でソバをつくる

■稲作・水田活用 サトちゃんが挑戦! 超低コストへの字稲作/強力モーターで1時間800箱播種/バケツイネ選手権結果発表

■野菜・花 生育診断で収量倍増! イチゴの環境制御/コロナで需要増!? ナガイモ、ジネンジョ 粘りイモをつくりこなす/仕立てで化ける切り花パンジー

■果樹 モモ 凍害や暖冬に強い台木品種が見えてきた/極早生ミカン苗に中晩柑を腹接ぎ/リンゴのきほん生理/楽々ナシ栽培

■山・特産 土ごと発酵・電解水・月暦で照りのあるお茶/コロナ禍で原木シイタケの売り上げ増

■畜産 周年親子放牧で稼ぐ/牛のケガを防ぐ 道具・牛舎の工夫

■機械・道具 パワフルで静か、電動農機に注目!

編集後記

▼味のいいキャベツが湿害に強かった!(160頁)。コロナ禍で千切りキャベツの需要が伸びるなか、キャベツもサツマイモやイチゴのように品種名で売る時代が来てもいいのでは?と思うのは自分だけか。(石川)

▼カボッキー、油麦菜、メティー、ファーベ…、世界にはまだまだ知らない野菜がいっぱい。情報がない分、栽培にも販売にも苦労が伴う。新顔野菜の数だけある農家の挑戦、人生ドラマにも注目(84頁)。(伊藤)

▼「優れた血統の高価な種もいいが、1年1産を確実にすることがなにより大事」と坂本さん(282頁)。ブランドでなくても、誕生時は増体系の子牛より小さくても、無事故を続けることが収益に直結する。(五十嵐)

▼気づいた方もいると思うが小原さん(170頁)は、20年7月号の表紙となった、コロナ禍の東京をひた走ったコマツナ農家。今は学校給食も再開。「もっと稼げるはず」と変わらず全力疾走の小原さんだった。(小河)

▼身体にいいという42頁の紫ダイコン「能登むすめ」を酢漬けにしてみた。鮮やかに染まり、パリパリ食感。こうして毎日「うまい!」と言いながら食事をすることも免疫力アップにつながるのでは、と思った。(川﨑)

▼魚住さんちのタネ採りを見た(140頁)。作業自体はとても簡単だが、実際に見て初めてわかるコツがやっぱりあった。改定種苗法は成立したけれど、農文協はこれからも、農家の自家増殖を応援し続けます。(山下)

▼「育種していると歳をとるのが楽しみになる」「品種は選ぶものじゃなく作るもの」という言葉に、ワクワクさせられました(146頁)。育種にはロマンと夢が詰まっている。(柳島)

▼在来イネ(222頁)の来歴で多いのが「百姓の○○が、田んぼの変わり穂を興味半分に選抜した」。今も田んぼでは変異が起こっているはずなのに、イネの民間育種はぷっつりと絶えてしまっている−−。(渡邊)

▼赤軸ソレル(98頁)ってそもそもなんなの? と思って調べると、よく見る雑草スイバが出てきて驚き。日本では雑草、外国では野菜。そういうズレ、ちょっと面白い。(青山)

▼210頁からの楽しみ果樹。アンパン型で肉質緻密な「蟠桃」、うぶ毛がフサフサだけど甘〜いキウイ「香緑」…植えたい、食べたいという思いにかられっぱなしの編集でした。(阿部)


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