月刊 現代農業
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9月号の主な記事(予告) 8月5日発売

■巻頭特集 キレッキレ 農家の刃物/多品目大量生産農家の収穫包丁大公開/のらぼう菜やユリなど 作物特化の専用刃物/ブロッコリー、カボチャ アイデア刃物で調製のストレスゼロ/知っておきたい刃物の素材と特徴/老舗農具店が教えるハサミの選び方/日々の手入れ 研ぎ、ヤニ落とし

■くらし・経営・地域 秋の花々ビックリ活用術/キクの座布団、ヘクソカズラの美容クリーム/緊急調査! どうなる21 年産米

■稲作・水田活用 倒れなかったへの字イネ サトちゃんの収穫作業実況中継/米のじっくり乾燥術/イネ刈り後除草でタネ減らし

■野菜・花 猛暑でも活着抜群! イチゴのつなぎっぱなし育苗&置くだけ定植/ニンジン、レタス 夏の発芽をビシッと決める/アレンジメントに細茎カーネーション

■果樹 新連載 儲かるイチジク45段どり/ミカンの収穫 回収・運搬をラクに/大迫力! 半年でならせる鉢植え取り木ブドウ

■山・特産 ミツバチのヘギイタダニ 温熱療法のやり方Q&A

■畜産 これだけは見逃すな 分娩開始を知らせる二つのサインと介助のタイミング/知っているようで知らないルーメンの世界

編集後記

▼大雨で畑が浸水して根が弱った時に「酢」をやると、作物は劇的に回復する(35、39頁)。さらに「酸素供給剤」も加えると、もっと回復が早まるかもと思いついた。これって最強の湿害対策!?(石川)

▼難しいがゆえに父ちゃん・じいちゃんの専売特許だった果樹のせん定。そこに風穴を開けたリンゴ高密植とブドウ新短梢栽培。母ちゃんたちの逆襲が始まった(164、184頁)。(伊藤)

▼お産は個人の経験値を超えて学ぶべきと海野さん(204頁)。じつは2012年5月号にもご夫婦で写真で登場。その時のお腹のご長女が無事誕生され、と読み感慨深い。(五十嵐)

▼若月さんには夢がある。それは、いつの日か味噌のように手前バルサミコ酢の文化が日本に根付くこと(258頁)。自然の都合に合わせて、手間暇を注いで作り上げるその姿勢に、農産加工の真髄を感じた。(小河)

▼ベランダ菜園のカボチャに酢をかけたら、うどんこ病が止まった。だが、「酢の実力」は防除効果だけじゃない! 今月号の特集はあれにも効いた、これにもと、農家の「やってみました」のオンパレード。(川﨑)

▼どうやら農水省も、「脱ネオニコ」に舵を切ったようだ(282頁より)。ただし、目標は2040年だとか。世界も、日本の農家も、もっと早くに達成してしまいそうだ。(山下)

▼漬物も虫よけも、「わが家」ならではのワザがある(236、248頁)。イキイキとした農家の実践に光を当てて、記事で全国の読者と仲間の背中を押せるよう努めていきます。(原)

▼横田農場では手間をかけてでも、イネや田んぼを観察、観察(80、91頁)。これこそ合理的な稲作なのだ。肥料も農薬も「とりあえず、まいときゃいい」時代は終わった。(渡邊)

▼高橋さんの生育診断(118頁)。野菜は言葉を話さないが、その姿で自分がどんな状態にあるのかを表わしている。それを読み取ると、栽培に活かせる。勉強になりました。(青山)

▼今回から編集部デビューです。お酢もパパインも元は食品。それが農業にも使えるなんて、可能性は無限大(71、212頁)。まるで私じゃないか!?そう思って頑張ります。(菊地)


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