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世界の食事 |
「中国のごはん」 (2007/12発行) |
銀城康子 文 神谷京 絵 |
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目次 |
1 おなかにやさしい朝ごはん
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2 昼ごはんは、主食とおかずの組み合わせです |
3 晩ごはんは、主食とおかずとスープです |
4 台所の様子を覗いてみると |
5 一週間の食事です |
6 休日はみんなで餃子づくりです |
7 加熱した食事が基本です |
8 体質と食べものの性質を組み合わせます |
9 味や色も健康とつながっています |
10 美味しく食べるのが、なにより大切です |
11 心からお客さんを歓迎し、ご馳走します |
12 季節によって特別な食事があります |
13 地方によって食事が違います |
14 中国のごはんをつくってみましょう(青菜上湯/油淋鶏塊/家常豆腐) |
15 もう少し中国のごはんの話 |
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中国の故事民話 (2007/03発行) |
沢山晴三郎 訳 沢山生也 編・画 |
●小学校中学年以上向け |
びっくり わくわく 中国のおはなしワールド! |
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解説 |
本書の原本は1972年に社会思想社から出版された『中国の民話と伝説』(現在は絶版)。もとは児童向けではなく一般向けの図書で37編の民話・伝説が収録されていたが、階級史観的な脚色が強いもの、差別語が頻出し表現の変更が難しいものなどを除き31編を児童書の体裁・表記に改めて刊行した。
1972年といえば日中国交正常化の年。中国文化への認識を深めるために出版されたものと思われる。
その『中国の民話と伝説』によると、中国では庶民の間で語り継がれてきた民話・伝説は低俗なものとして研究の対象にされてこなかったが、1918年の五四運動以後は民衆文化として研究されるようになった。そして1949年の新中国成立後、1955年に雑誌「民間文学」が創刊され、中国民話研究の中核となった。その「民間文学」(1955〜58年の分)から翻訳したものを集めて原本が発行されたという。
訳者の沢山晴三郎(さわやま・はるさぶろう)氏は中国民話研究者。1914年北京生まれ。敗戦後も中国に留まり、東北人民政府統計局研究員、北京中国人民大学外籍教師を勤めた。帰国後は桜美林大学講師などを歴任。中国語会話の本と中国民話の研究書を出版し、日中の文化理解と交流促進に努めた(故人)。
農文協としては中国への理解とアジア民衆文化の基層を知る本として、未来を担う子どもたちに読んでほしいと考え、児童向けの表現に改めて刊行した。訳者の沢山氏は物故しているが、その子息で中国生まれの沢山生也(さわやま・せいや)氏がグラフィックデザイナーであり、今回、新たに石版画風の挿画をつけて刊行することになった。(編集者より) |
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中国って広い! どこかで聞いたことのある話から、初めて読む奇想天外な物語まで! |
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漢民族編@
黒いロバ/八兄弟のかたきうち/かくれ草/ねんぐ/あめ形/一丈二尺のニラとのこぎりびきのカボチャ |
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漢民族編A
一簇花をたずねて/山追いのムチ/野鶏嶺/赤いはらかけの人参こぞう/趙州橋 |
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漢民族編B
しっぽの欠けた李さん/牛になったなまぐさぼうず/妹をさがす鳥/天の川はどうしてできたか/劉公山 |
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少数民族編@
ジャランジャラン/バラケンツァンとえんま大王(モンゴル族)/食べそこなった朝ごはん/阿午/とらわれたお月さま(チュアン族)/ アビチャのこうずい(サニ族)/よみがえった黒底■(ヌン族) |
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少数民族編A
アダと魔王の金髪(カザフ族)/ナスルチン・アバンチの話/英雄エリ・クルバン(ウイグル族) |
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少数民族編B
田にしどの(ミャオ族)/くじゃくビンとサル/三人のゲンジャ/魔女の宮殿/タマンズとタルチャラル(チベット族)
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