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本誌のねらい、特徴生物と生命の本質に迫る総説を軸に生物学の中でも特に進化学、系統学、分類学、生態学、行動学などの自然史科学的な分野は、現代生物学全体の流れの中ではともすれば軽視されがちですが、本来はそうした中からこそ、生物と生命の本質についてのすぐれた考察が産み出されなければなりません。「生物科学」はこうした分野の総説を中心に編集されています。周辺分野や教育論もライフサイエンスの最先端の話題はもちろん、生物学の周辺分野、生物学の方法論、科学哲学、生命倫理、生物学教育など、生物学と社会、生物学と他の分野との橋渡しになるような論文も適宜掲載します。充実した書評書評は単なる本の紹介ではなく、著者本人さえも気づかなかったメッセージを洗い出す作業を含んでいます。本誌はそうした書評の創造性を重視しています。専門の研究者でなくても興味をもって読める広い視野と深い問題意識に立った学際的な論考を中心に掲載していきたいと考えております。「生物科学」編集委員会 |
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