農文協食農教育冨田きよむの学校デジカメ写真術第6回 教室で子どもの表情を撮る

補足 子どもの作品を撮る

「第1回 手ぶれを防ごう」「第2回 秋の実りを撮る」で解説したことの応用だ。
窓際のテーブルに作品を置き、作品を目一杯クローズアップに撮影する。このとき、オートフォーカスをマクロ撮影モードに設定する。
メーカーによって異なるが、多くの場合「チューリップ」のマークに合わせると、マクロ撮影が可能になる。マクロ撮影というのは、この場合だと作品にできるだけ近づいて画面いっぱいに撮影することを指す。

中途半端なサイズではなくて、画面からはみ出すくらいの気持ちで写すこと。デジカメのファインダーは実際に写る範囲よりも狭く見えるものだ。はみ出すくらいでちょうどいい。
天気のいい日の窓際といっても、シャッタースピードは40分の1くらいになることが多い。このシャッタースピードでは、ほぼ確実にブレると考えたほうがいい。
よって、必ず三脚を使おう。
三脚は使い慣れないと面倒なものだけれど、一度味をしめると、それなしでは生きてゆけない体になるほど便利な道具である。
撮影しようとする作品が、どこから見たら一番かっこよく見えるのか、その場所を探そう。
作例の場合は木のテーブルを使用したけれども、背景を変えることによって雰囲気がまったく変わるのでいろいろ試してみよう。参考作例はこちら

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