世界遺産を歩く親父 その1
春爛漫の熊野古道を歩いてきたのだ
那智勝浦出発!!
徹底的に安さを追及した「手弁当」取材であるがゆえ、ホテルの品質についてはどうでもいいのである。とはいえ、さすが那智勝浦である。なかなか寝心地のいいホテルであった。
まあなんというお天気であろうか。
雲ひとつなく、北海道から出てきたわが身にとっては、北海道の夏よりも夏なのである。
飛行機雲が一筋、南に向かってぐんぐん伸びていった。
この飛行機はどこに行くのだろうかとしばし考えたけれど、見当が付かなかった。
親父はあまり頭はよくないのだ。
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