月刊 現代農業
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5月号の主な記事(予告)4月5日発売

■巻頭特集
 対決!モグラ&ネズミ&カラス モグラ:鍬1本で捕獲 百発百中の本道の見つけ方/ネズミ:イチゴ団地にネコ ワナの仕掛け方 広々配置で飼料を守る/カラス:黒テグスを使いこなす 危険な鳴き声で追い出す

■くらし・経営・地域のページ
 きれいな花を、食べましょう フジ・サツキ・カボチャ・ズッキーニ・アピオス/やっぱりすごいサト芽挿し/座談会「環境制御」で豊かになるのか/世界で輝く小農/ママが働きやすい農場

■稲作・水田活用
 浮きワラ、欠株、高低差が減る 極浅水代かき/アイデア除草器2018 初期除草にクジャク除草器ほか

■野菜・花
 手間いらず!業務加工用野菜発の新栽培/狙った日に咲かせる小ギク/イチゴ 春の軟化玉に挑む/ホウキング実演会

■果樹
 ブドウのジベレリン処理、1発で狙い撃ち ちょい早浸漬で10年連続成功、着色もよし/ナシの受粉にマルハナバチ

■山・特産
 山・畑地で畑ワサビ

■畜産
 イネWCSを使いこなす/早めの完全離乳・育成配合で子牛の体重20kg増/放牧ヒツジ

■機械・道具
 近赤外カメラを自作/苗箱運びラクラクグッズ

編 集 後 記

▼密播や密植は、かつては増収のためのものだった。でも今は違う。作業をラクにするためだったり、実需者の求めるサイズのためだったり、狙いはじつに様々だ。株間やウネ間には、時代のニーズにうまく応える農家の知恵が詰まっている。(石川)

▼1箱375g播きの密苗(口絵)と40g播きのポット苗(154頁)。これが同じ植物か? と目を疑うほどに姿が違う。それでも、農家のしつけ次第で、どちらも凄みと迫力のある姿になりえるようだ。(伊藤)

▼授乳中の母牛の草を変えたら、子牛が増体して丈夫になった(266頁)。大きさだけが基準ではないが、子牛にとってその後の成長を左右する大事な時期。子牛の「胸腺」(272頁)とつなげて考えたい。(五十嵐)

▼青木さんのフォークダンス(299頁)、幾竹さんの農産加工(318頁)、坂本さんの自家菜園(302頁)。どの原稿を読んでも青春!という言葉が頭に浮かびました。活力みなぎる原稿ありがとうございました。(小河)

▼種苗会社も数代遡れば農家であることが多いという。民間育種家がタネ屋になって、今や世界を相手に奮闘しているというわけだ。種苗協会の方々からは「タネ採りにはロマンがある」なんて言葉も聞けた。彼らにも、農家の血が流れている。(山下)

▼峠田さんの苗づくりのコツを一挙公開(180頁)。過去の連載では触れられなかったが、峠田さんは農作業の心得を「生意気峠田流語録」としてまとめている。今回はその一部も登場!必見です。(廣瀬)

▼果樹の苗木(216頁)。まずは太い苗木がよい苗木という認識を変えたい。手間かけず、じっくり成り癖をつけた苗木を農家が欲しがれば、苗木屋も変わる。苗木屋が変われば日本の果樹が変わる。(岩瀬)

▼ジャガイモで頭がいっぱいの数カ月(194頁)。買い物に行くとイモがよく目につく。自作のポテトサラダを食べつつ考えるのは、栄週ジャガイモのことばかり。究極のジャガイモ、一度は絶対食べてみたい。(遠川)

▼162頁、木村牧場のドーム倉庫。これホントにすごい!飼料米の無限大の未来を見た。イネはワラ、米、モミガラすべてが資源のスーパー作物。その循環が資金をムラに呼び込み、人と人をつないでいた。(渡邊)


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