|
|||||||||||||
|
初日は実際にセンター内に簡易スタジオを作り、野菜や商品(ジャム、ジュース、ビールなど)を撮影。 そして翌日は天候も良かったので、外へ出て、畑の撮影、や人物撮影なども行なった。 大きなポイントは「逆光で撮る」ことと「アングルを変える」こと(詳しくは『産直農家のデジタル写真入門』(農文協)を参照)。
マーケティング論は教室での講義。以下簡単な内容。 「大事なことは、まず自分が何者であるかを知るということ。そして、CI(コーポレートアイデンティティの略で、社章やロゴマークのこと)をじっくり考え、その路線で、家の半径5メートルの出来事を日々発信してすること。 消費者は、商品を買うのではなく、生産者自身を買っているのだと考えて欲しい。また、消費者を多きく分類すると4つに分かれており、上層部の20%の人へ売ることを考えなさい、と。 ブランドとは生産者と消費者の価値の共有のことだそうだ。価格設定は、原価計算をした上で直接原価に労働賃金や採算を考えた上での販売原価を設定して上層部の人に売ればよい、とのこと。 ちなみに米の10キロの販売原価で妥当な金額は5800円」(詳しくは『農家のマーケティング入門』(農文協)を参照)。
最終日の10時まで!という指示のもと、助手として来ていただいた福井県普及員が2名指導につき、参加者は必死になってパソコンと格闘した。 夜も1時、2時までやっている人や、朝は5時頃からやる人もいたほど。 最後は、一通り形にしたものを冨田さんに批評してもらい終了。 帰りがけには「こんな事でも無いと、作れないよな」や「とにかく良い勉強ができてよかった」など、充実して満足そうな感想が出ていた。
■講座メニュー
|