著者:周 達生
A5判 296ページ
ISBNコード: 4-540-03221-6
発行日:2003年12月10日
世界の食文化 2 中国 目次
一 触れなくてはならないこと
“鴨”とは何か/食材のありか・フィールドワーク/木の葉は利用しないのか
二 あまり触れたくないこと
食物史/菜系/菜譜
一 文化としての食とその変容
ビトロンと生卵/文化の変容
二 粤菜と潮菜の流行
「広東で味わう中国菜南北」から/広東語あれこれ/新派粤菜/「潮菜」もブームになる
三 快餐の出現と行く末
肯徳基家郷鶏と栄華鶏/魚生から辣根へ
一 “家魚”とは何か
養魚経/稲田養魚
二 “老鼠斑”と“蘇眉”
海鮮の王者「石斑」/ハタを買いあさる
一 以脳補脳
天梯も猪紅も/「天上的龍肉、地上的驢肉」
二 鴨席と虫宴
填鴨と叫化鶏/虫宴は成立するのか
一 大米から涼粉まで
粉と麺の違い/胡食の流行
二 蔬菜・野菜
野菜と山菜/素食と流水宴
一 観光による変容―雲南の場合
象脚鼓のたたき方/青蛙皮とは何なのか
二 ヒトを“料理”する
フィールドワークをする人、しない人/素晴らしい食文化の本二冊
『世界の食文化 中国』周達生 鳥獣虫魚から蛇、燕の巣まで多様な食材を食べ尽くす多民族国家・中国の食の全貌と変遷を描く。 [本を詳しく見る] |
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『絵本 世界の食事 中国のごはん』文:銀城康子/絵:神谷京 世界3大料理の一つだが、東は酸っぱく西は辛く、南は甘く北は塩辛い。地域性も豊富。医食同源の国の家庭食を覗く。 [本を詳しく見る] |
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『中国家庭料理入門 医食同源 10億人の健康料理』前田和子 本物の中国の家庭料理は野菜タップリ、味つけサワヤカ。料理、調味の基本から簡単レシピまで。 [本を詳しく見る] |
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『中国文化百華 火の料理 水の料理』木村春子 中国料理研究の権威による日本の食文化との比較を交えての書下ろし中国食文化論。だしとスープ。生を活かすか火を駆使するか…火(中国)と水(日本)を比較しながら味わう。 [本を詳しく見る] |
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『ビデオ 中国の食べ物と暮らし 全2巻』 初めて中国で製作された日本向け教材ビデオ。食文化を中心に中国の人々の生活をとらえる。 [本を詳しく見る] |
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『季刊 vesta(ヴェスタ)』 身近な食の深奥な世界に多角的な視点から迫る食文化研究誌。年間購読料前納で送料サービス。 [本を詳しく見る] |
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