▼[特集]
私の授業観と教材研究
ものづくりの面白さと多様な情報を……長沢郁夫
今しか学べないことを授業で……金子政彦
風力発電の授業づくり……吉川裕之
生徒が学べる授業を模索して……松本美穂
地域産業・他教科との融合教材研究……井上勝哉
締結用釘として竹製割り箸を……米川聡
自分が燃えると生徒の心に灯をともす……吉田功
ホンモノから学ぶ……内糸俊男
教師も生徒も育つ授業をめざして……水口大三
新しい学習指導要領でも、技術・家庭科の授業時間の増加は見込めず、専科の教員数の減少傾向も続きそうだ。「従来の授業づくりは難しい」と嘆く前に、こんな状況だからこそ、「何にこだわって授業をするか」という授業観を明確にし、それに沿った教材研究の情報交換が必要になる、という視点から特集を組んだ。
“未来社会を構想する技術”という授業観から、次期指導要領の「生物育成」を視野に入れたEMぼかしを使う袋栽培（長澤記事）、代替エネルギーとしての風力発電機の製作（吉川記事）、地域のお茶文化を継承する茶碗入れの桐箱づくり（井上記事）などの教材を提案。“ホンモノにこだわる”という授業観から、プロへの道を見通した調理実習（松本記事）、地元の素材を活かす木工（内糸記事）などの教材研究も紹介。その他、“教師も子どもも楽しめるものづくり教材”を多数、案内した。
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