▼[特集]
さあ始めよう「生物育成」の授業
イのちのネ☆プロジェクト……中山晴生
私の薦める生物育成……向山玉雄
心かよう楽しい袋栽培……赤木俊雄
自給学のすすめ……齋藤正貴
誰でもどこでも簡単にできるおもしろ栽培……竹村久生
生物育成教育の把握のしかた……真下弘征
【実践記録】原理・原則的なものを授業の基礎に……足立止
【エッセイ】野口英世とアメリカ(2)……齋藤英雄
平成23年から技術・家庭科で必修となる「生物育成」の移行期間が、新学期から始まる。具体的に授業計画を立てなければならない。何を教材にして、どう取り組めばよいのだろうか。そんな現場の先生方の悩みに応える特集。
まずは初心者のために、身近に土がなくても簡単に栽培活動ができる袋栽培で、1学期、2学期の範囲におさまる栽培事例を紹介(赤木記事)。また、栽培が楽しくなる種から野菜を育てる牛乳パック栽培も紹介(竹村記事)。
「栽培・飼育は、小学校でもうやったよ」と子どもたちから言われないためにも、「何のために」「どこに注目して」栽培・飼育に取り組むのか、目的・目標をはっきりさせたい(向山記事)。そのために、田んぼづくりから始める稲つくり、食べ物の命を感じる鶏の解体、学校でできる自給体験などの「生物育成」学習の切り口を提案(中山・斉藤記事)。
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