月刊 現代農業
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2019年1月号

1月号表紙

『現代農業』が1月号からリニューアルしました!

まず、写真が格段にきれいに印刷できる仕様の紙になりました。
文字もくっきり読みやすくなりました。
新しい紙は一枚一枚が薄いため、今までよりもだいぶスリム化した印象ですが、相変わらず300ページ以上のボリュームで、中身の充実度は変わりません。
各コーナーの渾身の新連載も10本スタート。
ぜひ新しい『現代農業』をご覧ください。


土着菌の話より

今さら聞けない 堆肥とボカシと微生物の話

藤原俊六郎さん(元神奈川県農総研、元明治大学特任教授)

菌と仲良しの農家の畑は、病気が出にくかったり、土がフカフカだったり、 作物の生育がすごくいい。 もっと菌と仲良くなるための「きほんのき」を、ベテラン研究者の藤原俊六郎さんに聞いた。

竹やぶの土着菌(田中康弘撮影)

新連載 もっと知りたいヤツらのこと
DVD『地域で止める獣害対策シリーズ』より

イノシシ(1)

 イノシシの被害は見ても、田畑を荒らしている瞬間を目撃することはまずない。そもそも昼間、イノシシの姿を直接見かけることもほとんどない。せいぜい夜に車のヘッドライトに照らされたのを見た、という人がたまにいる程度。だからかイノシシは夜行性に違いない、と思う人が多い。

写真1 明るい時間帯にイネの穂を食べに来たイノシシの親子


新連載 北の国から 力がわいてくる自給菜園

ジャガイモの超浅植えに挑戦

北海道・斎藤 昭

 1943年生まれの76歳です。教員として32年間勤務し、第二の人生は自給菜園でさまざまな野菜を育てる農的生活を楽しんでいます。

 生まれは北海道江別市。家は原始林に接していて自然豊かな環境で育ちました。戦中戦後の混乱期は家族全員で力を合わせて乗り越えてきました。兼業農家で、子どもの頃から畑で食べ物を自給できれば貧しくとも生きていけるという強い気持ちが育ちました。

自給菜園の様子。背中を見せているのが筆者。NPO法人白老有機農業塾の講師も務めており、自給野菜づくりを周囲にも広めている(伽賀英彦撮影)


読み方案内

2月号の主な記事(予告)1月5日発売、編集後記


主張

三つの元気な事例にみる 地域を守り創る「半市場経済」


今月のPDF
pdfアイコン以下はPDFファイルです。
Acrobat Reader をおもちのかたはどうぞ

あっちの話こっちの話(1MB)
・アルミホイルで冬のブロッコリーも緑のままに――山口から
・湯たんぽでパイナップルの越冬成功――佐賀から
・夏の苗を短日処理、ラクラク冬どりタマネギ――佐賀から
・ハケの改良でトップジンを塗りやすく――栃木から
・竹を使ったきれいな豆もち――広島から

農文協出版案内(1MB)
・知らなきゃ損する 新 農家の税金   (→購入する)
新シリーズ 小さい農業で稼ぐ フェンネル   (→購入する)
シリーズ 図解でわかる 田園回帰1%戦略 ・「地域人口ビジョン」をつくる   (→購入する)
・「循環型経済」をつくる   (→購入する)
・奇跡の集落   (→購入する)
・ともに豊かになる有機農業の村   (→購入する)
・大地と共に心を耕せ   (→購入する)
・塗り壁が生まれた風景   (→購入する)
小池芳子の手づくり食品加工コツのコツシリーズ ・漬け物・惣菜・おこわ・もち・テンペ・こんにゃく・くん製   (→購入する)
・惣菜つくり方・売り方   (→購入する)
・白崎裕子の料理とおやつ   (→購入する)


目次

◆1月号のすべての目次はこちら

カラー口絵

坪16株の超疎植1本植え 無肥料栽培で反収10俵

絵のページ

あっちの話こっちの話 /クロスワード・パズル /漬け物お国めぐり /ドブロク宣言 /違うのはどこ?/1月の病害虫ランキング /何でも相談室 /野良で生れたうた /読者のへや/読者アンケート

巻頭特集

土着菌がいっぱいだ

雑木林の主、巨大ハンペンをゲット(神奈川・千田正弘さん・富美子さん)

図解 農家の周りは土着菌がいっぱい

菌はどんな働きをしているの?
 こうじ菌/納豆菌/放線菌/乳酸菌/光合成細菌/酵母菌

この菌なんの菌?

竹やぶ、河川敷、雑木林で、分解の得意分野が違う菌を集める 松本嗣夫

落ち葉で最強の堆肥づくり 甘利崇雄

菌で防除

 病気知らずの畑を目指す 私の菌活 酒巻良行

 大量の納豆菌液を、シシトウのうどんこ病に(高知・鍋島雄一郎さん)

今さら聞けない 堆肥とボカシと微生物の話(藤原俊六郎さん)

 土着菌の話

 堆肥についての素朴なギモン

 今さら聞けない 堆肥のつくり方

菌いっぱいの楽しい暮らし

イネの穂に宿る稲魂から種こうじをつくる 村上厚介

酒粕を乳酸菌で発酵させた新食材、さかすけ

えひめAIをごくごく飲んで、お腹スッキリ 加藤敦

牛にも土着菌 子牛が下痢しない 牛舎もにおわない 間福雄


稲作・水田活用

オレたちのブランド米づくり 大作戦

宮若うまい米コンクール 健康米で食味も収量もアップ!(福岡・安河内豊孝さん)

「日本一のつや姫の村」で1俵1600円プラス 土屋喜久夫

特A奪還へ 魚沼の土づくり(新潟・青木拓也さん)

【飼料米で稼ぐ25】豚糞堆肥と尿液肥で肥料代ゼロ(埼玉・新井健登さん)

【暖地で小麦3】小麦の幼穂を見る

1tわずか100円
 暗渠の疎水材に瓦チップ(滋賀・三浦大介さん)


野菜・花

ネギ・タマネギの収穫調製術

1秒だってムダにしない! ネギの調製作業が進化中 小城寿子

あると助かる道具たち 石井知治

ネギの皮剥きに便利な指輪

ネギの1人作業 なんでも手の届くところに 福島みよ子

毎日、夕方4時には終わる スピード収穫調製

腰痛知らずのタマネギ収穫調製作業 奥井宏幸

タマネギのコンテナ運び専用一輪車

タマネギを腐らせない丸カゴ&バケット運搬

生育調査でミニトマトの声が聞こえるようになってきた 加藤敦

【新連載 稼げるニラ】技術より大事な栽培規模のこと 藤澤秀明

【新連載 直売農家の稼げる野菜】ナガイモの波板栽培 加藤明

【野菜を見る、測る15】キャベツ 高橋広樹

【常識のなかの非常識19】「水慣れ」で裂果を防ぐ 白木己歳


果樹

発想転換で幸水3tどり 私のナシづくりを伝えたい(茨城・宮田政昭さん、かすみがうら市・豊崎正明さん)

発想転換 樹に任せればリンゴはよくなる(青森・野宮正美さん)

進化するブドウのV字仕立て

長い主幹で樹勢を調節 2列連結のV字仕立て 小林哲也

【カメラ訪問記251】結果枝は斜めに引っ張り、水平に寝かせる

91歳でもできる 西洋ナシの2段8本仕立て(福島・三浦一郎さん)

【新連載 接ぎ木の奥義】適期を広げるワザ(岩手・小山田博さん)


山・特産

国産染料に需要あり

本場徳島より アイの栽培管理最前線 吉原均

アイの6次産業化 タネの応募は2000件 川西和男

高冷地を生かしたムラサキ栽培 化粧品も作った 前川真司

ムラサキの「枠囲い式ベッド栽培」で安定栽培

【新連載 もっと知りたい獣害対策】イノシシ(1)


畜産

林畜複合経営はいいこといっぱい
 クヌギ山に牛を放して1年1産を実現(大分・小野今朝則さん)

【乳牛の見方6】前乳房の付着・中央懸垂靭帯 荻原勲

小規模養鶏農家の挑戦 居抜きで廃鶏処理場を作った 岩崎奈穂


機械・道具

小型の乗用麦踏み機 踏み固めない重さでちょうどよい 福澤英一

薪割り機は自作がいちばん

バックホーを活用 自作アタッチメント2種(新潟・松尾堅司さん)

パワフルで移動可能な薪割り機 杉山大

【新連載 農機のトラブル】そのガソリン、腐っています 小野田清


くらし・経営・地域

うまいぞ!イノシシ
 肉を軟らかく風味よくいただく

味噌キムチ鍋&味噌漬け鉄板焼き(鹿児島・槐島睦夫さん)

農家が教える絶品イノシシ料理

イノシシ料理の基礎知識 石崎英治

農家の農産物輸出

米を輸出する農家のホンネ

これが「農産物輸出の促進」の内実 横山英信

直売所が農産物輸出に乗り出した 長谷川久夫

【新連載 農産加工だより】味噌は黒字経営の大黒柱 安田セツ子

【新連載 北の国からの自給菜園】ジャガイモの超浅植え 斎藤昭

【田園活写29】安全な除雪を教える「雪かき道場」 橋本紘二

【新連載 幸せ貧乏生活】薪ストーブなら暖房代ゼロ 新藤洋一

【なるほど観天望気4】冬の天気と下層雲 古川武彦

【大地の再生4】水みちを作って、川底の泥を団粒化 大内正伸

【農家の年金・保険11】農家も「退職金」がもらえます 林田雅夫

【意見異見127】「家族農業の10年」に読みたい守田志郎 徳永光俊

その他

【農家の法律相談】九州北部豪雨で田畑が土砂で埋まってしまった

主張 三つの元気な事例にみる 地域を守り創る「半市場経済」

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