(1998年6月号
No.551記事より)
写真4 圧着ペンチ 上:ワイヤーストリッパー付き ![]() |
写真5 ワイヤーストリッパー![]() |
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家庭で使用するので少々乱暴に扱っても耐えられるようコードの末端を圧着処理しています。
一度組みつけたものをつけ直すので生徒に嫌がられますが、「より丈夫にするのだ」などと言い訳をしています。
圧着ペンチにはいろいろなものがあります。
写真4の上のはワイヤーストリッパー、ビス切りなどの機能があり値段も安いのですが、圧着力が一定でなく中学生の握力では十分な機能が発揮できません。写真4の下のタイプは圧着機能だけですが圧着力が一定となるので中学生向きです。価格は高くなりますが、安全を考えれば必要な工具でしょう。
ワイヤーストリッパーを使っての実習は部活では使用させていますが、教科では次年度から導入する予定です。写真5の左のタイプは正確な処理ができますが値段も少し高く扱いも複雑なので右のタイプにしました。扱いは簡単なのですが、心線が2〜3本切れることもあります。ニッパやカッターナイフに比べ格段の処理スピードです。