▼[特集]
新学習指導要領へ向けた年間計画
授業で子どもを引きつける工夫……根本裕子
生徒の記憶に残る授業をめざして……吉田功
技術発達の流れに沿って計画を立てる……橋本敦雄
大切にしたい食の指導……圷富美子
チューリップの低温処理育成の醍醐味……佐俣純
こうやりたいエネルギー変換の授業……森島彩
【エッセイ】野口英世最期の地アクラ訪問記……齋藤英雄
平成22年度は、新学習指導要領に沿って1年から3年までの年間指導計画を立てなければならない。技術・家庭科は、短い授業時間が据え置かれたまま、すべての分野が必修化されるので、授業時間が足りず、表面をなでるだけの指導計画になりがちだ。そうならないための年間指導計画の立て方のポイントを特集した。
短い授業時間では、座学が中心になりがちだが、生徒の学習意欲を引き出すには、体で感じ取る体験・実験を授業計画に取り入れたい。そのための時間をかけなくてもできる、ブックカバーの製作、木材の特徴を知る実験などを、実際の年間指導計画表をつけて提案(根本・吉田・橋本記事)。また、「食に関する指導」「生物育成」「エネルギー変換」など、どくにこだわりたい分野を中心にした計画の立て方も提案した(圷記事、佐俣記事、森島記事)。
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