▼[特集]
授業に広がりを与える工夫
大型教具で楽しくわかりやすい授業を……下田和実
「単位」の学習から「技術」の本質に迫る……綿貫元二
Ｋ式ファブリックランプシェードの製作……北野玲子
授業で使えそうなちょっとした工夫……金子政彦
ステンレスとロープの話……藤木勝
ラジオキットをどう教えるか……後藤直
学級通信をもとに米について考える……足立止
【実践記録】食意識を変える箸作りの実践……向山玉雄・榎本桂子・真下弘征
【エッセイ】『奥の細道』と徳川幕府直轄鉱山……冨岡正彦
教科書通りに授業を組み立てようとしても、なかなか思うようにならない、生徒が授業に乗ってこない。そんな悩みを抱えている、とくに若手の先生に向けて、教科書の枠を超える広がりのある授業を工夫すると、教師自身が楽しくなり、生徒も乗ってくると提案する。
生徒がものづくり作業や道具遣いのコツをうまく飲み込めないとき、部分を拡大した大型教具を自作すると、簡単にコツが飲み込めるようになる（下田記事）。また、わざと間違える、注目させる演出をする、パズル・クイズを出す、便利な道具は最後に使わせるなどの工夫で授業が楽しくなる（金子記事）。授業時間に余裕がなければ、学級通信を使って、身の回りの「食料問題」を考えさせることもできる（足立記事）。ベテラン教師の授業づくりのワザを満載。
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