●八月の光　失われた声に耳をすませて
朽木　祥／作
7万人もの命を一瞬にして奪った「光」。原爆投下後の生き残った人々のヒロシマの物語です。文庫版『八月の光・あとかた』に「八重ねえちゃん」「カンナ−−あなたへの手紙」の2編を加えて単行本化します。
発行元●小学館 定価●1540円 サイズ●B6判　256頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289756-4

●宇宙食になったサバ缶
小坂康之／著　別司芳子／著
宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー。2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクションです。
発行元●小学館 定価●1650円 サイズ●A5判　176頁
NDC分類538　ISBNコード978-4-09-227258-3

●いっしょにいるよ—子どもと裁判に出た犬　フランとハッシュの物語
涌井　学／著　NPO法人子ども支援センターつなっぐ／監
傷ついた子どもたちに寄り添う付添犬の物語。2020年8月、性虐待被害を受けた幼い子どもが、裁判で証言をする際の精神的負担を和らげるために「付添犬」を伴って出廷するという画期的な取り組みがなされました。その出来事は、盲導犬をのぞき、犬が法廷に立った日本初のケースとして、さまざまな新聞・テレビでも取り上げられました。この「付添犬」制度を立ち上げる実話をもとにした感動ストーリーです。
発行元●小学館 定価●1430円 サイズ●四六判　226頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-227265-1

●スネークダンス
佐藤まどか／作
芸術と出会う喜びと挑戦を描く青春小説。芸術の都ローマで生まれ育った圭人は、古い町並みをスケッチするのが好きだった。父親が亡くなったことを機に母と日本に帰国する。住みなれた土地を離れて引っ越してきた東京でも、スケッチしながら歩いていると、忍者のような姿の人が、スプレー缶を持ちダイナミックに落書きしている。なんだこれ？！すごいな。芸術と出会う喜びと挑戦を描く青春小説。
発行元●小学館 定価●1540円 サイズ●B6判　256頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289316-0

●恋愛問題は止まらない
吉野万理子／作
恋はワクワクする遊園地みたいなもの！「野球部員は、来週までに髪を丸刈りにしろ！」と監督が指令を出したという噂が流れた。理由は、恋愛がらみらしい。そんな……あの憧れのカレが、丸刈りなんて、絶対に許せない！キャプテンでエース4番、みんなの憧れのカレ。そのカレのファンクラブ隊長のカノジョ。カレの本命は、だれ？みんなの恋の行方は、どうなるのか？
発行元●小学館 定価●1540円 サイズ●B6判　256頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289318-4

●パンに書かれた言葉
朽木　祥／作
ヒロシマとイタリアをつなぐ＜記憶＞の旅わたしには名前が三つある。光・S・エレオノーラ。エレオノーラは、イタリア語で光という意味。Sは何かって？ちょっと大げさな名前だからないしょにしてる。2011年震災後、少女エリーは親戚のいるイタリアに少しの間避難する。おいしいものと温かい人たちに迎えられ人心地つくが、思いもよらない歴史に触れ、エリーの名前のSに込められた本当の意味を知ることになる。戦争を乗り越えて生きてきた人々の“希望”を描く、ヒロシマとイタリアをつなぐ物語。
発行元●小学館 定価●1540円 サイズ●B6判　288頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289319-1

●てつほうの鳴る浜
森川成美／作
戦乱時代を強く生き抜いた少年の冒険物語。武士が嫌で商人になりたいと家出した少年長種は、博多を目ざそうと、無断で水軍の船倉に忍び込むが、見つかってしまう。元寇という史実の中で翻弄されながらも強く生き抜く少年を描くエンタティンメント。
発行元●小学館 定価●1430円 サイズ●四六判　272頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289320-7

●あたしとひぐっちゃんの探偵日記　消えたテディベア
櫻井とりお／著
みずきは小学五年生。ある日、公園で親友・あんなの相談にのっていたところ、怪しげな男に出会う。男は、みずきの亡くなった父の兄で探偵だと言う。あんなは、ピアノ教室で起こったテディベアどろぼうの濡れ衣を着せられていた。話をこっそり聞いていた男は、自分が解決してやろうと言い出して……・
発行元●小学館 定価●1320円 サイズ●四六判　208頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289322-1

●ふしぎ草子
富安陽子／作　山村浩二／絵
使われていない音楽室からポローンと音が聞こえてくる。扉を開けてみるとなんとそこにいたのは？　ぞわっとする怖い話を8つ収録。
発行元●小学館 定価●1320円 サイズ●四六判　192頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289324-5

●スクランブル交差点
佐藤まどか／作
イタリアの留学生と高校生のグローバルな友情物語。留学生の帰国後も交流は続き人間関係や進路に悩みながら自分を発見していく。
発行元●小学館 定価●1430円 サイズ●B6判　272頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289326-9

●鳥
小手鞠るい／作
NYに暮らす主人公は日本に住む義理の姉妹と鳥の会を結成しメール文通をしている。二人は生きものの死と直面し、成長していく。
発行元●小学館 定価●1540円 サイズ●B6判　224頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289328-3

●あたしとひぐっちゃんの探偵日記　みずき、さらわれる？
櫻井とりお／著
伯父のひぐっちゃんとドライブに行くことになったみずきは、後部座席に隠れさせられる。そこに見知らぬ男の子が乗りこんできて！？
発行元●小学館 定価●1375円 サイズ●四六判　208頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289330-6

●砂漠の旅ガラス
長谷川まりる／著
AIが人類をほぼ滅亡させた未来。特殊な砂に覆われた砂漠で、お宝を探しながら暮らす旅ガラスのぼくは、相棒二人と砂を掘り…。
発行元●小学館 定価●1430円 サイズ●四六判　224頁
NDC分類913　ISBNコード978-4-09-289332-0