農文協電子全集目録
日本農書全集 全69巻
本全集は一九七七年より二四年の歳月をかけ全国から三百余点の農書を発掘、郷土史家を中心に二三〇人の研究者が訳出した。地方に密着して地方のことばで書かれた具体的な記述ゆえに読解は難航をきわめ、研究者は互いに自身の解読できたところをつきあわせ、全巻訳出にこぎつけた。
農書の原文と綿密な現代語訳、詳細な注釈と解題を付け、江戸時代の農村からメッセージを今の言葉で誰でも読めるように編集されている。筆者の多くは在郷の庄屋をはじめ一般の人たちで、農法に始まり農具の解説、災害と復旧など幅広い題材が扱われている。
1977年刊行
明治農書全集 全13巻
日本における近代への移行プロセスを具体的に伝える明治期の農書は当時の農民が実際に読んで実地に応用されたものである。伝統農法と西洋農学の出会い、衝突と融合がリアルに見えてくる。
原文、読みやすい現代表記、要約見出し、詳細な注記
1983年刊行
明治大正農政経済名著集 全24巻
近代への転換期にこの国の未来を論じた名著を一堂に
農が国を支えるという矜持にあふれた明治・大正期の主要文献を網羅したこの全集には近代日本の歩みを見直すヒントが秘められている。
明治大正時代の原典を 読みやすくした名著集
1976年刊行
昭和前期農政経済名著集 全22巻
昭和初年の大恐慌から太平洋戦争へ、そして敗戦で終わった暗い時期は、明治以来の農村収奪の激しさを加えた時代でもあった。
農業恐慌は、農民を低賃金労働者として離村させるメカニズムであり、海外へ侵出する商品の競争力の源泉であったが、国内市場を狭めてソシアル・ダンピングを強制する原因でもあった。
一方で、この時期は思想弾圧が強まっていく。そうした弾圧にも屈せず、わが国社会科学が一歩も二歩も前進した光輝ある時代でもあった。
数々の名著を生みだし、戦後の民主化を学問的に準備した思想的・理論的格闘の中心軸は、農業問題であった。
農民離村、米価統制、農家負債、産業組合、小作争議等具体的課題となった問題についても代表的著作をとりあげた。
1981年刊行
昭和後期農業問題論集 全24巻
戦後の日本農業は地主制のくびきから解放された。
自作農となった日本の農家がもてる力を遺憾なく発揮したことは、農地法制定後わずか10数年にして米の自給を達成したことに如実に現われている。
しかし他方で農村は、戦後まもなく始まった高度経済成長のための土地、水、労働力の供給源となり、それは農産物輸入の増大によりさらに拍車をかけられた。
こうした戦後の息吹と、都市・工業と外国農産物との二重のあつれきの中で生じてくる新たな問題を多角的、重層的に見られるよう編集されている。
二つの「外圧」の中で、何を農村は培い次の時代につなげたか、各巻収録論文の意義について解題がついている。
収録された論文以外の膨大な関連文献・年表ともども、生きた戦後農業誌を肌で感じられる全集となっている。
1986年刊行年
日本農業技術発達史 全7巻
農業試験研究1世紀記念出版。
100年の社会経済的背景と農業技術の飛躍、発展のうねりをドラマスティックに描き、21世紀の農業・食料・環境を考えるベースを提供。
飢えの克服から食の豊かさへ、良食味・安全・多様化・個性化へ、さらには環境調和の時代へと、生産各分野での挑戦を丹念に記録し、将来課題と展望を示す。
1998年刊行
稲学大成/SCIENCE OF THE RICE PLANT 全3巻/全4巻
単一植物に注がれた研究では日本の稲研究は量質共に世界一。
その成果を海外の研究も含めて形態・生理・遺伝の分野毎に集大成。
群落・個体レベルから細胞・分子レベルまでをバイテク時代の稲学・生物学に向けて編成。
SCIENCE OF THE RICE PLANTは稲学大成の英訳版(全4巻)です。
1990年3月刊行