●NCLの会――2026年・目録テーマ
つなぐ つたえる 学校図書館
本だからこそ、つたえたいものがあり 本だからこそ、受けとれるものがある。
何百年、何千年もの時をこえてつながってきた知恵があります。
何千人、何万人の心にひびき 読み継がれてきた物語があります。
本だから届いた、本だから引き継がれてきたものがあります。
ある島の小さな町では、まだ町立図書館がなかったころ、「それなら島中を図書館にしてしまおう」と、人が集まるいろんな場所に本棚を置いて、その場所に来る人に合わせたジャンルの本を貸し出せるようにしたそうです。
そんな本棚から、絵本をかりてきた子どもが、とてもうれしくて、かりてきた本をお父さん、お母さんに読んで聞かせてくれたそうです。
いっしょうけんめい読み聞かせてくれたわが子に、お父さん、お母さんは感動してしまった。素敵な話ですよね。
自分が気に入ってかりてきた本の面白さを、ほかの人にも伝えたい。思いは時をこえて、場所をもこえて広がります。そしてつながっていく。
本にはそんな力があると思います。
気に入った好きな本、誰かにも読んでほしいなと思う本、そんな本と出合ってくれたら、うれしいなと思います。
命の大切さ、平和の尊さ、他者を思いやる心が、もし読書によって育つなら、もっと世の中は、地球は、よくなっていくのではないでしょうか?
出合った本が、次の人へ、次の人へと、手わたすバトンになってくれたら。
今年もそんな思いで目録をお届けします。
どうぞ、素敵な本たちと出合ってください。
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