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特集 追悼・太田邦昌
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「現代生物学論」に向けて/掲載されている太田氏の遺稿について/ 〔遺稿〕近世日本農業の一大文化遺産にして近世生物思想の一大宝庫―『日本農書全集』(農文協発行1977―2001年)の完結に寄せて―/
太田邦昌とその「世界像」/太田邦昌氏追悼―“物理生物学者”ロトカに魅せられた人―/太田氏との12年/太田氏との12年/太田邦昌さんの思い出/太田邦昌氏の系統分類学理論―体系学史における位置づけと限界―/太田邦昌君の死を悼む/
種内子殺し要因論再考―「種の繁栄のため」仮説は実在か―
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特集 アカデミズムと動物園
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動物園の未来像/学術の異様な変貌,そして動物園への期待/ 日本の動物園における研究―その過去・現在・未来―/動物園の研究への取り組み/学術プロジェクト・大学と動物園―文部科学省ナショナルバイオリソースプロジェクト―/動物園と学術研究の協力関係:ウォルフガング・ケーラー霊長類研究所/動物園現場における研究の現状と動物園アカデミズムへの挑戦/動物園・水族館と動物学:その史的展開
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特集 日本の生物はどこまでわかっているか―既知の生物と未知の生物―
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不思議な「生物科学」/はじめに―日本分類学会連合の活動/日本分類学会連合による日本産生物種数調査/日本に魚は何種いるのか―既知種と未知種をめぐる問題―
/マムシグサは1種か30種か―これから始まる種の構造解析― /葉緑体の水平伝搬がもたらした藻類多様性―切っても切れない原生動物との関係―/新種の宝庫,土壌ダニの世界/兵隊生産のロジスティック・モデル
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特集 科学論は科学の敵なのか?―科学をめぐる言説のゆくえを見据える―
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55年目を迎えた『生物科学』/セミナーをもつに至った事情/科学論の社会的役割 /科学論が生産的であるために/科学論は科学からみれば〈たわごと〉なのかもしれない/ツカえる科学論へ〜科学論の非専門家である参加者から科学論への提言〜/
海産魚類の資源量変動様式の南北差―北の大変動と南の安定― / 行動多型と適応的な脳の形成―社会性昆虫のカースト分化とカースト転換―
/談話室―“知の巨人”立花隆氏に対する批判の書を読んで
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特集 生物地理学の次元
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日本生物地理学会の意義/汽水魚・通し回遊魚における地理的分化と生殖隔離の維持機構/東アジア島嶼域における爬虫類の生物地理―分子と形態から見た地理的分布―
/カザリシロチョウの分子系統解析から見えてきたこと/ノムサイエンスと遺伝子研究/プラスチド核様体の構造とグローバルな機能調節
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特集 樹木の形作りと生き方――「枝葉末節」から本質へ
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はじめに/木の形作りと資源獲得―次の一歩はなにか/シュートが作る木,木が作るシュート/樹体内の光合成産物の移動と樹木のモジュール性/シュート内の物質分配は茎の通導機能と力学的支持機能のどちらを規範として行われているのか?/「樹形のパイプモデル」は「樹形」をどこまで説明できるだろうか?―スギとヒノキの場合―/シラカンバの樹木モデル―データ収集からモデル構築まで―/木を見て森も見る―幹・枝構造の成因と群落動態へのかかわり―/樹木・森林生態学「よく出る」誤用統計学の基本わざ
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特集 ゲノムサイエンスをめぐって
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イネゲノムシーケンス解析の現状/アネキシンA5の細胞外機能/精子運動を司る細胞内情報伝達機構/ゲノム解析の光と影/ゲノム時代の人工生命/フィールド研究と数理モデル研究/沼田眞さん追悼
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特集 霊長類研究と人間研究の橋渡し
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「見る目」から「見せる目」へ―ヒトの目の外部形態の進化―/におい信号における性的コミュニケーション:チンパンジーとヒトを中心に/チンパンジーにおける母子のコミュニケーションと社会的知性の役割/動物における葛藤解決行動と人間研究への応用可能性/談話室―インパールを嘲えぬ“学術”のいま
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Volume 53,No.4 ☆品切・重版未定 |
2002 |
Mar.
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特集 生物多様性をめぐって
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再燃する「生物多様性」論争/近藤倫生:生物多様性パターンはどのようにして生み出されるのか?―中規模撹乱仮説と生産性仮説を統合する―
/種の多様性比較のための指数の問題点―不適当な指数の使用例も多い―/昆虫の精細胞に授精能はあるか?/疥癬―とくに老人医療の問題を巡って―
/“生命”は細胞により演じられる―「細胞」の再認識―
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特集 新生代軟体動物古生物学の最近の進展と課題
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新生代軟体動物古生物学の最近の進展と課題 /現生軟体動物の系統分類の最近の傾向 /二枚貝類マルスダレガイ科の系統進化と殻体構造の分化
/分子系統学的にみた日本の海生軟体動物群の起源 /タカハシホタテの古生物学的意義 /岩礁性貝類群集の古生態とタホノミー
/新生代の二枚貝類にみる生活様式と生息地の多様化 /北西太平洋地域の古第三系貝類化石の古生物地理 /棚倉破砕帯のArcid
- Potamid群集 /日本海側における鮮新世の軟体動物群と古海況 /本邦新生代貝類群集変遷の古海洋環境的背景
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特集 三宅島の自然と噴火
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学術講演会「どうなる,三宅島の自然?」開催について/「三宅島の自然と噴火」によせて/三宅島動植物現況調査について―「三宅島自然環境調査」実施報告―/噴火の特徴と今後/三宅島2000年噴火の野鳥への影響―噴火開始から全島避難までの出来事―/鳥たちのその後/三宅島噴火と植生/講演会総合討論/三宅島のアカネズミ/アオムシはなぜアオい?―植食性幼虫の生存戦略―/昆虫卵黄蛋白質の構造と機能―その類似性と分子系統解析への利用―/多回交尾を行なう蝶類の雌の体内における無核精子の役割/書評
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特集 人間への生物学的アプローチと社会・倫理
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人間への生物科学的アプローチと社会・倫理/行動遺伝学の現状とその意味/進化心理学・行動遺伝学と優生学史研究の架橋に向けて/法と生物学との対話/和田幹彦:法律はどこまで生物学で説明できるか?―日本民法 特に家族法を素材とした試論/進化論的人間論での用語選択/人間の遺伝子研究と倫理について/「である」と「であるべし」の関係/霊長類学における今西錦司
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特集 大学の生物学教育とシラバス
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生物学のシラバス /理学部における生物教育とシラバス /Web学習の試み /学生による授業評価をどう見るか /日本産大型哺乳類の生活史からみた保全・管理の戦略
/種子(卵)生産における大きさと数のトレードオフ /愛知万博環境影響評価の問題点
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特集 鳥獣保護法改正問題
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鳥獣保護法改正問題 /鳥獣保護法改正の有効性 /鳥獣保護法の沿革と1999年の改正 /エゾシカと特定鳥獣の科学的・計画的管理について /鳥獣保護法の改正の問題点と野生生物保護法の必要性
/鳥獣保護法改正が積み残した科学的課題
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特集 博物館の21世紀―ナチュラルヒストリーの未来
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自然史学会連合・日本学術会議50周年記念・合同シンポジウム /自然史学会連合シンポジウム開催に寄せて /「国立科学博物館」と自然史科学 /地方博物館での自然史研究とはいったい何だろう?
/大学博物館における自然史標本と研究 /博物館での自然史の学習―ハンズ・オン思潮を基本に /博物館を背負う力 /自然史科学フィールド・ノート:最後のトビキバアリ調査から
/Hamilton博士を悼む
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特集 特定生物による生態影響
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生物多様性を脅かす「緑の」生物学的侵入 /外来魚類による生態影響―霞ヶ浦はなぜ外来魚に占拠されたか /新たに侵入している強害外来雑草の農耕地へのインパクト
/シカがおよぼす生態的影響 /共生の分類体系:cGATの一般生物学への応用
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