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成立市町村 |
文書名 |
収録
巻
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内 容 紹 介 |
能代市 |
菜種作リ方取立ケ条書 |
1
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18世紀末に普及されはじめた菜種の栽培法、施肥法、搾油法を図解をおりまぜて説く。とくに油粕類やいわし類のすぐれた肥効を力説する。 |
鷹巣町 |
老農置土産並びに添日記 |
1
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羽後地方での水稲栽培、水利、駆虫法から畑作のあり方まで、耕作体験から出た営農の秘訣と農民の生き方を心をこめて子孫に伝える書。 |
雄勝町 |
除稲虫之法 |
1
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自己の体験と老農の話からまとめた水稲害虫防除法。稲害虫を、穂虫、根虫、葉虫、菟虫に分け、生態観察をもとに無農薬栽培をすすめる。 |
大内町 |
無水岡田開闢法 |
18
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救荒作物としての馬鈴薯の効用と栽培法を、老農岡田明義が栽培試験の結果などから説く。馬鈴薯の経営上の有利性と栽培条件を記す。 |
飯田川町 |
上方農人田畑仕法試 |
18
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農業指南のため羽後の国を訪れた大坂の農人2人に教えられた農事のか記述。水稲のほか、ねぎ、大根などの野菜の栽培が詳しい。 |
鷹巣町 |
農業心得記 |
36
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羽後国秋田郡の肝煎を務め、自ら鍬や鎌を握った体験をもつ著者の86歳のときの著作。すでに『老農置土産』などを書いていた著者は、自分の経験、知恵の集大成として本書を書いた。 |
本荘市 |
高野家農事記録 |
42
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羽後国亀田藩畑谷村の肝煎であった高野与次右衛門家の農事関係日記。種もみ量、苗数、雇い人への給米、相場などが詳細に記録され、高野家の地主手作り経営の実情をうかがえる。 |
琴丘町 |
試験田畑 |
61
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著者親子が陸稲・木綿など8種の作目について試作した結果の報告書。これらの作目は、藩が殖産興業の観点から奨励したものだが、主体的に取り入れた上方の先進地の技術が反映されている。 |
県内各地 |
廻在之日記 |
61
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養蚕の先進地・米沢藩領羽前国置賜郡居住の著者が秋田藩から招かれ、桑の植樹と養蚕技術向上のために藩内を巡回したときの日記。後進地域における技術普及のようすがうかがわれる。 |
昭和町 |
耕作会 |
63
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秋田の老農・石川理紀之助が村の農民とともに開催した農業耕作会の記録。同会は会員相互間の資金と食料の融通組織であるとともに自主的な学習会、農事懇談会でもあった。 |
平鹿町 |
羽陽秋北水土録 |
70
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著者の和・漢・天竺の知識に通じた学識豊かな自然観、寺田経営によって蓄積した知識、地域の荒廃田復興にも携わった経験をもとに、羽後の地の総合的な国土開発を論ずる。内容は山、海、水源、農業、水田、時候、政事、祭祀、礼儀、雑例と多岐にわたる。 |
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