成立市町村別収録農書一覧   農文協へ
沖縄  
成立市町村
文書名

収録
内 容 紹 介
那覇市 寒水川村金城筑登之親雲上耕作方相試田地奉行所へ申出之條々
34
寒水川村の農民による農書。ジャーガル土壌、マージ土壌、ウジマ地など、土質に応じた農法を説く。さつまいもの栽培にとくに詳しく、早植え、寄植え、つるがえし法、年2回作にふれるなど、革新的技術をすすめる。
那覇市 西村外間筑登之親雲上農書
34
なす・ごぼう・とうがん・にんじん・わけぎ・らっきょうなどの野菜、豆類・あわ・きびなどの穀物、綿・たばこなど特用作物の手入れについて述べる。また畑作の収支や使用人の経費など経営についてもふれている。
那覇市 安里村高良筑登之親雲上田方並芋野菜類養生方大概之心得
34
稲、さつまいも、野菜類の栽培および肥料のつくり方からなる。「楮」「唐蔓」「黒かつら」「唐かつら」「かぎや」「赤こう」など、さつまいもの品種が多数登場する。
石垣市 八重山嶋農務帳
34
沖縄の農業指導書である『農務帳』を八重山の実情に即して補足した農書。基本構成は『農務帳』と同じで、土壌保全の思想が貫かれている。さつまいも・豆類・からむし・あい・芭蕉などの作物を取り上げる。
大宜味村 耕作下知方並諸物作節附帳
34
沖縄本島北部の大宜味村の勧農役人の書。毎月の1日に番所に赴いて報告したさいの書付で、農事一般、稲の播種期と農具の準備、毎月の農事暦、あとがきからなる。
那覇市 農務帳
34
近世琉球の指導者・蔡温が農事についての指導とその監督について令達した文書。土地の保全、農事の心得、農民の生活の心得、たくわえについて、有用植物の仕立て方、村役人の心得、の6部からなる。
那覇市 林政八書全
57
琉球王国の最高指導者・蔡温によって記された行政文書。森林の保護・育成の実際を、自然と人間が調和して生きていくための「風水」をもって説明しているところに特徴がある。
石垣市 八重山農耕図
71
首里王府下の八重山の行政庁・蔵元に配属されていた絵師が描いた「八重山蔵元絵師の画稿」中から、稲刈り、稲束の運搬、稲束の貢納と稲叢つくり、米の収納、の4枚の農耕図を収録。八重山地方の稲作のようすがうかがえる。

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