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          | 成立市町村 |  文書名
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              収録 
              巻 | 内 容 紹 介 | 
        
          | 品川区 | 海苔培養法 | 45 | 江戸湾(東京湾)におけるのり養殖の技術書。品川の地先の海域で得たのりの知識を基礎に、のり養殖の将来性や経済性までを説き、江戸湾における「浅草のり」の産地化の土台を築いた。 | 
        
          | 地域不詳 | 五瑞編 | 45 | 世界最初のしいたけ栽培専門書。殖産興業、地方活性化を目的に、各藩に招かれての栽培伝授のようす、日本各地のしいたけ栽培の方法、乾燥法の特徴が克明に書かれている。 | 
        
          | 台東区 | 豆腐皮 | 52 | ゆば工からの聞き書。口伝で伝えられてきた技術で、手引書がみられないなか、ゆばの種類、つくり方、料理などを具体的に詳しく記した貴重な技術書。最も禁物な塩気(にがり)、火加減の目安など、勘どころがよくわかる。 | 
        
          | 千代田区 | 漬物塩嘉言 | 52 | 江戸の漬物問屋・小田原屋主人が、たくあん漬け、白うりの印ろう漬け・捨小舟など64種の漬物について、秘伝の漬け方を開陳。風趣ある絵と漬物名を詠みこんだ歌なども楽しい。家庭用・商売用いずれにも使える内容。 | 
        
          | 台東区 | 豆腐集説 | 52 | 豆腐製造者からの聞き書。豆腐のつくり方、多様な呼び方とその由来、加工品、料理などについて、図解をまじえて解説する。工程、器具、材料も具体的。江戸の豆腐は大きく、現在の約5〜6倍あったことなどもわかる。 | 
        
          | 豊島区 | 花壇地錦抄 | 54 | 江戸の「園芸センター」染井の植木屋が書いた本邦初の総合的園芸書。江戸のグリーンビジネスの主役が、多種多様な草木について実際家の立場から詳細な解説を加えた本書は、園芸愛好家必携の不朽の名著。 | 
        
          | 地域不詳 | 植木手入秘伝 | 55 | 鉢植え園芸ブームが絶頂を迎えていた文化・文政期(1804〜29)に成立した園芸書。接ぎ木の方法や肥料・用土・管理について細かく記述している。 | 
        
          | 江戸下町 | 釣客伝 | 59 | 釣り師による、江戸湾・相模湾、江戸近辺の河川をおもな対象にした釣りの手引書。「江戸前」の釣りを中心に、体験・見聞にもとづき、具体的な仕掛けや技法を公開する。その要点は、時候・場所・勘・手廻し・根である。 | 
        
          | 福生市 | 玉川鮎御用中日記 | 59 | 多摩川沿岸の村々では、農間余業を主とするあゆ漁が盛んで、とりわけ御用あゆを江戸城御台所へ上納してきた。そのあゆ御用世話役の熊川村名主が、あゆ漁と世話役の動向を記す。意外なほどの河川漁業の盛行とあゆ御用の実態がわかる。 | 
        
          | 台東区 | 鶉書 | 60 | 江戸時代には、小鳥の飼育が流行し、鳴き声や体型の優劣を競う「鳴き合わせ」が盛んに行なわれた。本書はうずら飼育者を対象に、よい鳴き声・体型についてポイントをあげて詳述したもの。 | 
        
          | 地域不詳 | 解馬新書 | 60 | 著者は、馬医術の基礎としての馬の解剖の重要性を痛感し、当時最新の西洋馬医書や、人医書の『重訂解体新書』などに学びながら本書を著わした。近代馬医学への橋渡しとなった名著。 | 
         
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