- インタビュー 南極を調べると地球の歴史が見えてくる
藤井 理行さん、野元堀 隆さん(国立極地研究所)に聞く
- 論説 子どもの主体的な問題解決からみた理科の好き嫌いについて 松原 道男
- 論説 子どもは理科が嫌いか? 角谷 詩織
- 主題研究 目に見える事実を手に入れる技術と,事実を帰納する思考力を 宇佐 恒浩
- 主題研究 主題研究 考えることが楽しい授業の提案
―6年「動物のからだのはたらき」をとおして― 狩俣 智
世の中では、理科嫌いが叫ばれていますが、小学校では理科嫌いとは程遠い様子を見せる子が多いのです。そのような子どもたちが、どうして理科嫌いになっていくのでしょう。 小学校高学年と中学校で、電気、磁力等目にみることができないものや難しい計算がでてきたときに嫌いになる子が多いと言われます。そのように考えると、小学校理科のあるべき姿はどうなるのでしょうか。自然体験、ものづくりをしっかり行い感動を深めることが大切なのでしょうか、それとも、もう少し初期の段階から、みえない現象や計算に焦点をあてた学習を行うことがよいのでしょうか。理科嫌いに対する解決策が簡単にみつかるとは思っていません。しかし、この号で、解決の糸口が明らかになればと思っています。
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