- 論説 「挫折」を知り、知的葛藤を産み出すことによる理科学習指導の革新 平野俊英
- 論説 間違えることの価値 末永昇一
- 主題研究 子どもの考えを修正・付加・発展させる豊かな「挫折」を―子どもの「見通し」と教師の「評価」― 佐々木昭弘
- 主題研究 子どもが自分の考えをつくるとき―5年「もののとけかた」― 野手芳幸
- 主題研究 子どもたちが自らの追求を見直し修正していく授業―5年「おもりのはたらき」― 齋藤由美子
子どもたちが理科の授業の中で問題解決を進めるなかで、思い通りにならないときがある。しかしその「失敗」や「挫折」をこえて、新しい解決法を見出したとき、「挫折」は豊かな「挫折」へと変化し、学習は深まっていく。
子どもたちの「失敗」を豊かな「挫折」に変えるために必要なことはなにか。子ども主体の単元構成と追究内容の精選、子ども一人ひとりのとらえ方や教師の支援、追究をともに進める共同体としての集団づくりなど、多角的に提案する。
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