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日本初等理科教育研究会 編集 2006年4月号 No502 特集 こうすれば楽しくなる, 理科の授業!! ―若い先生方とともに育つために― | ||
ここ数年,全国で,多くの新規採用の若い先生方が,教壇にたちはじめています。多くの若手の先生方は,毎日の指導と研修で大変忙しいのが実情でしょう。 若い先生方は,理科の学習をどのように進めているのでしょうか。毎日,教科書に沿って授業を進めているのが実情ではないでしょうか。でもそれだけでは,理科の授業で学ぶ楽しさを本当の意味で感じたり,試行錯誤しながら教師と子どもで創造していく喜びを感じたりするには,不十分ではないでしょうか。そこで,若い先生方が,子どもとともに創造していく喜びを感じる授業づくりに向けて,手引書ともなるよう,多くの実践をお持ちの先生方に執筆していただきました。 今年度のスタートとなる本号では,理科教育をどのような方向で進めていけば,理科の学習,理科の授業が楽しくなるのか。そうなるために,教師として,どんなことをし,どんな力をつけていけばいいのか。具体的に,それぞれのテーマに沿って,次の点から執筆していただきました。 ・教師が,理科授業を通して,子どもたちに育てるもの。 ・子どもを育てていくうえで大切にしたいこと。 ・教材化をどうするか。 ・子どもの見方や考え方をどうとらえ,どのように次時の授業に生かすか。(指導と評価の一体化) ・授業を前に備えておくこと。 ・授業後にしたいこと。 「こうすれば楽しくなる,理科の授業!!―若い先生方とともに育つために―」と題した本号では,多くの若い先生方とともに問題解決を探ってこられた先輩方からのアドバイスをお聞きしながら,未来を支えていく若い先生方への必読書ともなる号にしたいと思います。(担当/石黒 茂) |
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