- 3学年「物と重さ」の教材活用教材提供:ケニス株式会社
- 特集キーワード 寺本貴啓
- インタビュー 荻野菜々子氏に聞く/料理は科学
「タニタの社員食堂」の健康への取組み最前線
- 目標と指導と評価の一体化
─これからの教科における指導と評価のあり方─ 加藤 明
- 子どもの学力を保障するための評価のあり方 寺本貴啓
- 「思考・表現」の趣旨を生かす,図に表わすとは
─検証できることを表現させて思考する─ 鈴木康史
- 自己評価力を育成するダイナミック・アセスメントについて
─授業中のリアルタイムな評価と指導─ 川真田早苗
- 実験の結果を的確に捉えさせるための指導と評価の工夫
─4学年「とじこめた空気と水」の実践を通して─ 福島千恵子
この記述は,どのように評価をしますか?
■評価の観点が変われば,授業方法も変わる
学習指導要領の改訂に伴い,評価の観点が変更された。これまでの「技能・表現」から「思考・表現」に変わったのである。この変更は,子どもの思考過程をいろいろな方法で表出させ,子どもの思考を深く分析し,評価しようとする現われであるといえる。それに伴って,教師は,「表出させる方法(記述,発表,イメージ図など)」や「何を,どのように,どの程度まで考えさせるのか」を考えていくことが,指導上重要になる。
今月号では,「評価の仕方で授業が変わる『思考・表現』」をテーマとして,特に「考える力・表現する力」の評価について検討する。そして,「考える力・表現する力」をどのように評価し,「考える力・表現する力」をどのように育成するかという視点で,これからの評価のあり方を明らかにしていきたい。
(担当/寺本 貴啓)
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